マゾが届きました。
いやいや、本当なんですよ。
全国のサディストの皆さんには大変申し訳ないのですが、
マゾがうちの店に届きました。
何のこっちゃって話ですが、
今日の朝。
いつものようにお店に届けられた納品物を、稲妻の如く各ボジションに振り分けていったわけですよ。
魚介系の納品物の振り分けに手がかかった時、僕の中に戦慄が走りました。
袋に厳重に包まれているその物体には、
明らかに、
マゾって書いてあるんですよ。
な、な、な、な、何だこれは?
マゾ?
マゾって、マゾヒズムのこと?
そもそも何の為にうちの店に?
何の為に生まれて
何をすると喜ぶの?
もう、僕の頭はパニック状態ですよ。
一旦深呼吸をして、
少し落ち着きを取り戻した時。
本日2度目の戦慄が走りました。
僕、気づいちゃったんですよ。
これは挑戦状なんじゃないかって。
飲食店に、マゾが届くって、
言わば、
煮るなり焼くなり好きにして的な物体が届くってことでしょ?
ゆーても、うちのシェフ腕ありますよ?
難しい食材でも経験と知恵で美味しく仕上げちゃいますよ?
そんなシェフに、
煮ても焼いても好きにしていいよ的な
こんな難易度1の食材が納品されるなんて。
僕はアワアワしました。
これはシェフに報告すべきかって。
しばらく考えました。
でも、答えは出ませんでした。
道に迷うのは好きだけど、
道に悩むのは嫌いな僕ですから、
意を決して、
シェフに言いました。
僕『シェフ。。。』
シェフ『ん?』
僕『う、うちの店に。。。
マゾが納品されました。』
シェフ『はぁ?』
僕『いや、うちの店にマゾが。。。』
シェフ『。。。
それ、マゾイだろ?』
前略 おふくろ様
僕は、かなり大きな恥をかいたようです。
マゾイの『イ』が海水で消えてるなんて発想。僕には無かったよ。。。
明日があるさ明日がある
若い僕には夢がある
by 青島幸男
