自己満足に15周年プチ祭![]()
そんな昨日のお話の続きです↓
《 イヌとネコ+イヌ 》
「あー、またやってるよ。あの二人」
「ん?犬猫コンビ?」
「そ。その二匹」
「お前なぁ、二匹って」
そう言いながら、ジニひょんは彼独特の苦笑いを僕に向けた。
それに対抗して、僕は必殺マンネスマイルを返す。
自分で言うのも何だが、僕の笑顔には誰もが腑抜けになる。
少なくとも、シナの兄さん達はね。
このイヌになりたい大型犬も例外では無く。
さっきの苦々しい表示はどこへやら、今はニコニコご機嫌で犬猫観察中だ。
そんな僕らの視界の前を、鼻歌交じりに何者かが横切った。
「あ、イヌが一匹追加された」
僕より先に、ジニひょんが呟いた。
ちょっと説明させて貰うと、家の兄さんたち。
あ、“横の大型犬は除く”ね。
は、ネコ1に対してイヌ3の構成で成り立ってるの。
で、その内の一匹が来たってわけなんだけど、、。
「邪険にされるの分かってるのに、、何でわざわざ弄られに行くのかなぁ」
ついつい、口から頭の中の考えが零れ出た。
追加されたイヌ。
ちょっと?KY気味キャラで。
そして、いつもイヌ一号に弄られてる。
そう言えばつい最近、二匹でネコの取り合いしてたよね。
一号が負けて、凄い顔してたけど。
「クスッ」
「何?その嫌な笑い」
「何でもないけど、、嫌な笑い?」
ジニひょんの言葉に引っかかりを感じた僕は、お返しに問い返した。
「いや、、何か企んでるような裏があるような、、含みのある笑いに思えたから、、」
しどろもどろに答えるジニひょん。
あんまり苛めても可哀想だよね?
これ位で許してあげる。
僕の大事な同志だものね。
「おっ、ネコが二号とイチャイチャし始めたぞ」
「ふんっ、読み通りの行動過ぎて面白くないよね」
「え、エンディ、、、」
「あ、ほらっ!一号の反撃!」
「おおっ~」
って、これも読み通りの展開じゃん。
もうっ、ジニってばホント単純なんだから。
計算してるんだよ。ネコは。
二号はいいようにダシにされてるだけ。
ほら、あの顔。
「なんかさ、ネコの顔が嬉しそうに見えるんだけど?」
「嬉しいんでしょ」
「そりゃそうなんだけど、、」
「焼きもち焼かせて喜んでるんじゃん」
「あー」
イヌとネコ。➕イヌ。
ホント、観てて飽きないよね。
「俺、ダシでいいからイヌがいいなぁ」
「イヌは一匹だけでいいのにな、僕」
「ワンッワンッ!」
「ニャンニャン」
「ククッ」
「アハハッ」
「俺たち、オカシイよな」
ジニひょんの言葉が少し悲しい。
「エンディやぁ~」
僕を見付けたイヌ一号が飛び付いて来た。
ここでネコみたいに振る舞えれば、、だなんて、お目出度い考えが脳裏を過る。
でも、「エリひょん」って抱き付いて、一号の大好きな可愛らしい笑顔を浮かべて。
そして、僕に注がれる“弟”への愛情。
今は、その関係で満足しといてあげる。
イヌとネコの関係。
観ていてイライラしてくる。
でも、本当は僕が一番憧れてやまない、、、
一番欲しいモノなんです。