婚約してから 分かってくること。
いろいろありました。
一番 私の心を揺るがしたのは 結納の日。
もう あと戻り出来ない日。
結納は私の実家で。
私の両親は きちんと門出を祝いたいタイプ。
物置と化していた 和室の畳を変え
障子を張替え 何日も前から
準備をしてくれました。
食事も用意しました。
母とどんな食事が良いか 考えて
デパートで お祝い膳のお弁当。
予約をして 当日取りに行ったんだっけ?
玄関を掃除し 身支度を整え…。
車で30分の距離だから そろそろ
むこうの家を出る頃かしら? と
親子で気を揉んでいるところへ
電話が鳴りました。
「今日 何を着ていったらいい?」
… 私 間違いなく この瞬間 引きました。
でも 両親にもこの気持ちを悟られたくなくて
「お母さんは なんて言ってるの?」って
冷静を装って返事をしました。
「○○(私)に聞いてみなって…」
… ! 親子で そんなレベル⁇
私の中では 結納の日に着ていくものくらい
前日までには 準備しておいて欲しかった。
両親に聞かれないように 小声で
「スーツでいいよ」 そう伝えました。
揺れる心を抑えて それが精一杯だった。
遅刻して到着。
結納が始まり 結納金を頂きました。
事前に 結納返し(半額)は決まりきった事に
なるから 元から半額だけにしましょう…
という約束でした。
形式ばらずに 親戚になるのだから
ざっくばらんに行きましょうよ!みたいな
感じで 内輪ならではの約束。
だったはずが…。
全額。いきなり全額 頂きました。
父は 多少動揺しながらも
「恥ずかしながら 用意をしていなくて
申し訳ない…」 と 言ってくれました。
ごめんね。お父さん 恥ずかしい思いをさせて。
旦那も旦那のお母さんも ニコニコのご満悦。
なにそれ! 必死に感情押し殺しました。
プライドなんだそうです。
後で旦那が言ってました。
式を一通り終え 食事に。
確かに 食べ慣れないお祝い膳は
食べにくいです。分かっています。
でも 自宅で作るのは無理。
母も私も式に参加しているのですから。
むこうのお父さん 一口も口をつけて
くれませんでした。 お箸もそのまま。
母が 進めても… そのまま。
やっぱりこれはダメだったかしら
と 消沈気味な母に 気にしないで…と
言って。私の心は モヤモヤ モヤモヤ。
その夜の 旦那からの電話は衝撃でした。
「あれから 腹減ったから ファミレス寄って
帰ったよー。 おやじも全然食べなかったから」
私 この時 勇気を出して 立ち止まるべきでした。
この結婚 本当にいいのか? って。