乳がんと診断されてもうすぐ14年


2年前は半年後には普通の生活が送れなくなると言われ

(この時余命半年だと思われていた)

その後余命1年を診察毎に更新という形になっている訳ですが

この間に何人の人が私より先に亡くなったのでしょう


私の身近な人では

癌を患ってあっという間に進行して亡くなり

血管が詰まって突然死する人もいる

長い闘病の末に旅立った人もいる


そんな話を聞くと

どうして私よりずっと若いのに亡くなってしまうのか

どうして先が短いと言われていて覚悟ができている私より先に亡くなってしまうのかと

変な罪悪感を感じてしまいます


別に私が死ぬ死ぬと言われながら長生きしたらいけない訳ではないし

私にいつまでも元気でいて欲しいと思ってくれている人もたくさんいる

自分では癌患者さんの希望の星だと思って生きていますが


まだまだ必要とされているのにとか

これから楽しい事がたくさんあるはずなのにとか

勝手に無念さを想像しては

私は生き残ってなんて思ってしまうのです


そんな時は

どんな死に方であっても死んだ時がその人の寿命

寿命までどう生きたのかは自分で決めてきたこと

いつも私が言ってきている事を思い出して

ああそうか、私もまだまだだな

他人のことなのに出しゃばったな

私は自分のできる事をすればそれで良いじゃないかと落ち着くんです

まだまだ行ったり来たりです