11月22日は良い夫婦の日でしたね

 

パートナーが(言葉が悪いのですが)死にかけた時

見失っていた大切さに気付くというパターンは

意外と多いのではないでしょうか

 

実は私たち夫婦も乳がんの診断を受けた時は離婚寸前でして

当時は治療が終わるまでサポートしてくれるという

夫からの申し出をありがたく受け取り

そこから関係が改善するという経緯がありました

まあ治療は手術と放射線治療だけにしたので

終わるまで半年もかかりませんでしたがてへぺろ

 

パートナーが死ぬかもしれない

これはかなり感情を動かされることです

 

実際には人はどんなに健康であったって

不慮の事故なり急病なりで急死する可能性はあるし

いつ死ぬかは誰も全くわからない

だけどみんな80歳位までは生きるだろうと思っている

だから大切な人なのにぞんざいに扱ってみたり

照れて感謝の気持ちを伝えなかったり

定年してから一緒に老後を楽しもうと思っていたりする

パートナーはいつもそこにいてくれるから

とりあえず待ってもらったり後回しにしたり

わかってくれているから融通がきくと

他の人やことを優先してしまう

 

これは死に対面していなければ

誰でも普通にそうしてしまうことでしょう

(偉そうなことを言っていますが私だって今でも夫に甘えてイライラをぶつけたりしてしまいます)

 

「もしかしたら死んでしまうかもしれない」

ということに気づいて

パートナー優先的に大切にする、時間を取るようになる

一緒に行動しようとする、気持ちがわかるように伝える

などという行動をするようになったんだと思います

 

離婚寸前から良い夫婦、理想の夫婦と言われるまでになった私たちの

癌がきっかけで気づきを得たという話でした

なんかちょっと恥ずかしいですねあせる