阪神球団のガバナンスに疑問
■阪神球団のガバナンスに疑問
今日(9月8日)の甲子園での阪神vs巨人戦。
9回にマートン選手の打った打球に関しての判定を巡って、
甲子園が騒然となる場面があった。
確かに見ていて、微妙な打球だった。
ただ、ファウルの判定があった後に、1塁コーチ(関川かな?)も
すぐに抗議しなかったので、あぁ、ファウルなんだと思った。
しかし、打席のマートンが納得いかない様子だったので、
監督が抗議に出てきた。それはいい。当然の権利だと思う。
しかし、そのさなかにマートンが通訳を引き連れて、球審に
クレームをつけ、その内容を巡って、あわや退場というシーンがあった。
この事は阪神球団としてのガバナンスの問題と思う。
そもそも、審判に対する抗議権は監督にしか認められていない。
だから、いろんな場面でも選手が審判にクレームをつけて、
やばくなったら、すぐにコーチや監督が止めに入るシーンは
野球ファンなら見たことがあるはずだ。
それになのに、マートンに通訳までつけて、審判のところに行かせる
なんていうのは、チームとしてのガバナンスの問題大ありだ。
9回で試合の大勢は決していたとはいえ、主力選手の退場は
チームとしては痛手になる事は間違いない。
それを制止する訳でもなく、やすやすと許して、揚句、退場になりそうに
なったら慌てて対応するなんて、監督不行き届きだろう。
阪神はマートンの扱いについて、もう少し考えるべきだろう。
松坂には日本流が必要。
■松坂には日本流が必要。
昨夜、なんとなく眠れずに、MLBの中継を見た。
松坂投手の登板試合だったが、見て唖然とした。
怪我があったとは言え、フォームにまったく力感がなく、
コントロールもバラバラ。全盛期の見る影もなかった。
トミージョン手術といった、大けがからの復活を目指している
とは言え、ファームもバラバラ、ストレートは全てシュート回転。
変化球は、曲がる位置、曲がる角度も一定しない。
これで結果を出せという方がおかしい。
もし、手術した肘に問題が無いとすれば、原因は投げ込み不足。
フォームを固めることが出来ていないと思う。
ただ、MLBでは投手の肩は消耗品との認識が強く、
厳密な球数制限のもとに、調整が行われる。
このことでは、松坂自身が渡米当初に調整に
苦しんだことでも知られる話だ。
その事から言っても、早期に日本に復帰して、
投げ込んでフォームを固める日本流の調整をすることが
復活への近道だと思う。おそらく松坂にも合っている調整法だ。
肘の負担を考え、今後の選手寿命を考えれば、
今までのスタイルを捨てて、一から作り上げるくらいの覚悟と
それに見合った練習量が必要だ。
家族の問題も伝え聞くが、全日本のエース、WBCでMVPを
獲得したほどの選手が、このまま終わってしまうのは、もったいない。
是非、家族にも協力してもらって、日本で復活できる道を
選択されることを願ってやまない。
柔道の重量級重視に疑問。
■柔道の重量級重視に疑問。
今日も柔道の応援に行ってきました。
2日目は、1日目より体重の重い階級の試合が多い。
応援する選手の試合を待ちながら、他の試合を見ていて
思ったことは、重量級の試合はつまらん。
真剣に取り組んでいる人にはほんとに申し訳ないけど、
見た印象は、何やってるのかさっぱりわかんない。
組み手争いなどで、高度な駆け引きがあるんだろうけど、
動きが鈍い感じがとても強く印象に残った。
ブラジルで行われていた世界選手権でも、軽量級で
いいスタートを切ったけれど、重量級では結果が出なかった事を
大きく報道していた。日本のお家芸なのにって…
それはきっと一昔前に、山下選手や斉藤選手が華々しい成績を
挙げて、世界の大男たちを投げ飛ばした痛快さがあったから、
まだそのイメージが強く残っているのだろう。
でも、柔道はJUDOになって、世界的なスポーツになった。
そしてヨーロッパではフランスなどが日本より競技人口が多い。
もともとの体躯がでかい海外の選手が本格的に取り組んで、
しかも厳密に体重別にクラス分けされた今の状況で、
直接コンタクトするスポーツで重量級を偏重するのは正しい方向だろうか?
日本人の俊敏性やスピードを生かせるのはやっぱり軽量級だと思う。
「柔よく剛を制す」という喩で、体の小さい者でも、体の大きな者に
対抗できる事が柔道でよく言われることだが、その真意は
体の小さい者が、そのハンデを克服する手段に柔道がある。
ということは、大きな者がその手段に長けていないことが前提では
ないのだろうか?まさに山下選手や斉藤選手が活躍した時代は、
JUDOの黎明期で、日本のお家芸として柔道に一日の長があった時期の
その優位性を生かした時代の話だと思う。
今はオリンピック競技として定着し、世界でJUDOという競技に
取り組んでいる。それぞれの国でも技術的なレベルが上がった。
もう、お家芸としての優位性はほとんど無いんだと思う。
そういう視点で今後の強化に関して、考えを改めていかないと
いつまでも重量級重視の古い考えでは、日本がJUDOという競技の
最前線から脱落する日も遠くないかも知れない。
