「希望の分子生物学 著黒田祐樹」を読む

帯なし

表紙裏

分子生物学という分野は、医療、産業、環境など社会へ広範な影響をおよぼすだけでなく、生物学的な(わたし)という存在への理解を深めることに役立つ。

本書では分子生物学が導く驚きの未来像を慶應SFCの人気教授がわかりやすく、豊富なっと絵を駆使して解説。

読了後、人間と生命を読み解く解像度が格段に上がる!

 

帯広告がないので章の紹介

第1章 現代生命学のルーツを抑える

第2章 20世紀の生命科学革命

第3章 ここまで来た驚異の21世紀生命学

第4章 ヒトが住める地球環境を導く生物学

第5章 遺伝子組み換えの未来

第6章 創薬や治療法の未来

第7章 未来を描いたSF世界を考える

 

表紙裏

分子生物学という分野は、医療、産業、環境など社会へ広範な影響をおよぼすだけでなく生物学的な(わたし)という存在への理解を深めることに役立つ。

本書では、分子生物学が導く驚きの未来像を慶應SFCの人気教授がわかりやすく豊富なたとえを駆使して解説、読了後、人間と生命を読み解く解像度が格段に上がる!

 

教えられたいくつかのポイント

  • (引用)
  • 30兆を超える細胞から成り立つ、様々な臓器や組織が協調しながら成り立っている人体において、何か一つの問題が生じると連鎖的に他の箇所にも影響が及ぶことは避けられません。
  • 特定の生物種が存続してゆくためには、始原生殖細胞を介した次世代への遺伝子の受け渡しが必要であり、受け渡しを完了した「始原生殖細胞以外の領域」は始原生殖細胞の観点からいつしか邪魔な存在になります。→死は受け入れなくてはならない

    SF的部分から
  • ホモサピエンスの活動から生態系が大きく乱れ、多くの生物種が絶滅に追いやられ、地球上の生物多様性を維持するうえで庁は快適なものになった。(中略)
  • ホモサピエンスが絶滅絵と追い込まれる最後の瞬間まで、科学技術の発展によって生物種の延命を図った
    結果
  • 超高性能な遺伝子組み換え技術、完璧な幹細胞を作り出す技術,分子レベルの動きまで拡大して3D表示できる技術など
  • 絶滅した知的生命体を復活させるという宇宙初の試みであり、その過程で得られる知識と経験は、宇宙全体の持続可能な発展に大きく貢献するだろうと、喝采を浴びました

 

爪を立てる

引用が多くてネタバラシになってしまったのなら申し訳ない。

AIの急の急速な進歩が医薬品開発のコストカットに繋がるとか、遺伝子に関係した分野での進歩がすさまじいとか、ワクチン開発が進むとかいろいろな話を聞く。

その中で著者の終わりにある

本書「希望の分子生物学」…私たちの「生命観」を書き換える」を記す中で私自身も分子生物学が単なる学問としての一図家を超え、人間の生命や健康、さらには私たちの社会や未来に対する深い洞察を提供してくれることを痛感しました。(中略)

この本を読み終えた皆様が、生命の奥深さや未来の可能性について新たな興奮を感じ取っていただけたら、私としてはこれ以上の喜びはありません。

 

この本をベースに、飛躍したSF小説が生まれることを期待しています。

 

<大洋を群れずに回遊する>

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

 

 

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

にほんブログ村