「一流投資家が人生で一番大切にしていること  著ウイリアム・グリーン」を読む

帯の広告

世界的な投資家は何を考え、どのような日々を送っているのか。

金は確かに大切だ。

だが豊かな人生にウォーレン・バフェットを徹底的に模倣し続け巨万の富を築いた男、

自分自身の欲を断ち切り、謙虚と幸運の身を信じ成功を収めた男

本書は投資の指南書ではなく、投資を一つの切り口にした、より賢く、より豊かに、より幸せに生きるための本だ。

実際に投資をしているかたもそうでないかたも、投資に興味のあるかたもないかたも、手に取っていただく価値がこの本にある。

読み物として楽しいうえ、生き方に役立つインサイトが詰まっている。

闘志や市場にまつわる用語の使用はわずかにとどめてあり、詳しくないかたでも問題なく読みすすめられる。

表紙裏

「今持っている者に満足しているから、私は世界でいちばん豊かな人間だ。

自分の無知に用心すること。

基礎をひたすら鍛え上げること。

忍耐強くあること。

信頼と善意を引き寄せる行動をとること。

流行を追わないこと。

偉大な先人の技術を模倣し続けること。

30年以上にわたる世界的な一流投資家立ちへのインタビューを通して明かされる、投資の極意と幸福の哲学のすべて、

 

心に残る文

アービング・カーンの生活について

(引用P354

カーンにとって、日々の楽しみの多くは知的発見から得られるものだった。企業を研究したりビジネス、経済、政治、技術、歴史などに関する本を読んだりするのが好きだった。莫大な収入のほんのわずかしか使わず、富を誇示することもなかった彼唯一の道楽が、好きなだけ本を買うことだった。

 

奴隷エピクテトスの世界をジム・ストックデールの経験を通じて紹介

(引用P365)

健康や富は社会的地位など外部にあるものはコントロールできないが、一方で自分の意志や感情、態度は全責任をもつことができると説く。『自分を破壊するのも開放するのも、すべて自分自身なのだ」

投資信託マネージャー ビル・ミラーの言葉

(引用P368) 

誰にも束縛されず、依存せず義理を負わず、自分のやり方で生き、投資できることに勝るものはない。「まさにこれがベストだ

バン・デン・バーグの言葉

(引用P380)

私にとっての贅沢とは、金や請求書や金銭的な生きずマリを心配しなくていい生活の事だ。

謝辞にこうある

引用(p385)

賢く投資する方法や、合理的な思考法、逆境の乗り越え方、幸せで充実した人生にする確率を高める方法など、彼らが体得した貴重な教訓を惜しみなく共有し幸せで充実した人生にする確率を高める方法など、彼らが体得した貴重な教訓を惜しみなく共有し深い感謝をささげる。

 

爪を立てる

チャーリー・マンガーの言葉にこうある。

(引用P337)

自分の脳が働く仕組みを知る必要がある。どういう分野に強く、どういう分野が苦手なのか」例えば彼自身は「権威バイアス」を抱きがちで、尊敬している著名投資家が保有する寧柄は過大評価する傾向があるという。

人間としての特性はどんなことなのか、個人としての特性はどんなものなのか知っておく必要があると考えている。

であれば次に考えておかなければならないことは、人は群れとしてどんな特性があるのか?

そして個人の特性はどうとらえていくべきなのかというテーマをもらった気がする。

この本から受ける印象は個性を追い求めず<真似していい>それ以上に一流の人間を認めるなら馬の合いそうな人を師匠として<真似すべきだ>といわれている気がする。

人は平等な能力を授かって生まれて時の運がその人の人生を左右するとは言わない。

個性的に生きる。生き方を問う一冊。

共感できる言葉を残した有名人が複数いることは頼もしいと思う。

何より本が売れて、次の本が出版されることを望んでいると思われる人が複数いることが頼もしい。

投資をするということはより自由を求めることであり、自分を見つめることにもなる。

そんな前向きな中で個人的にはキーテクノロジーにかかわっていきたいと考えている。

 

<大洋を群れずに回遊する>

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

 

 

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

にほんブログ村