「無能より邪悪であれ 著マックス・チャフキン」を読む
副題ピーター・ティール シリコンバレーを創った男
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表
ビジネス界で勝ち抜くため、真に必要なことは何か
マーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスク、エリック・シュミット・・・・・
シリコンバレーをけん引する大物たちの驚くべき真実が明かされる!
裏
ペイパルの創業者で、Facebook、TESLA,YouTube,リンクトインを生み出し
シリコンバレーを創った大物投資家の反省に迫る!
本書は、150人を超える関係者を丹念に取材しティールの実像に迫ると共に、彼との抱えアリの中で、マーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスク、エリック・シュミットといったテック業界をけん引する大物たちのストーリーも描いていく。
またシリコンバレーがどのように変遷氏を成し遂げたか、その光だけでなく、闇のも焦点を当てることで、驚くべき事実が次々と明かされる。
爪を立てる
何より題がよい。
ピーター・ティールを中心にしたペイパル・マフィアから出発すると次のキーテクノロジーを探すのに効率的だと思い、もっと深く、もっと広く読み漁ることにした。
ころの人たちのダンバー指数以内での人間関係をさらしてくれるような本。
エピローグからいくつかの発言を記録。
ピーター・ティールのイデオロギーについて著者のまとめ
(引用)
- アメリカがいまほど民主主義ではなくなり、多文化主義という妄想への忠誠心がなくなれば、この国は経済的にも技術的にも発展するだろう。
- 私が本書のために収集した情報の限りでは、ティールの人生は重要な人間関係に満ちているが金や権力を超越して長続きするようなものはほとんどないように見える。
いくつかの破壊的イノベーションが社会を混乱に導くかもしれないが、その混乱は既得権を吹き飛ばす役割を十分に果たす。
キャシー・ウッドがどこかでこんなことを言っていた記憶がある。
今(いつに今か詳細不明)投資に4つのテーマと5つのテクノロジーがある。
4つのテーマ
- フィンテック
- スペース
- デジタル・トランスフォーメーション
- メタバース
5つのテクノロジー
- マルチオミックス・シーケンス
- ロボット工学
- エネルギー貯蔵
- ブロックチェーン技術
- AIの融合
上げると足りないものがあるので数年は立っていると思うが、進めるだけ進む技術に翻弄されるだけでなく、包み込み社会インフラにしてしまうだけの別の能力を持った人たちの出番がある。
その人たちにも求められる<無能よりも賢くあれ>ないしは<無能よりも優しくあれ>
社会は両方を求めている。
物事がうまくいっているときとは社会基盤とテクノロジーという2つのシステムのおかげ。
往々にして既存のパラダイムが現状にそぐわなければ寿命である。
先に社会基盤をテクノロジーが予定調和をしていないからだが、人には創造力と想像力が兼ね備わってきて、片方が全力で行くならもう片方も全力を尽くさなければ、バランスは崩れる。
今、政治が社会システムが、後れを取っている・・・・・そんな気がする。
群れとして生きるか、群れの中の個として生きるか、それとも生きながら住処を変えるとか、いろんな形があるのだろう。
ただ正直に生きることは周囲の理解を得ることになる。
トランプ大統領のように何をするかわからないと言っている人も、策を弄する人よりも判るのではないか。
ペイパルでは好成績を上げられなかったが,パランティヤはいい調子だし、テスラは好成績でまだ少し持っている。
マイクロソフトが復活すると信じていたし、アメリカの起業家精神はまだまだこれからだと付き合っていくつもり。
改めてGAFAMTNの創業者の伝記を読み直して、その射程がどこまであるのかを確認し、来年のスタートとするつもり。
個人的な問題
この本を川野龍太郎著「成長の臨界」や「グロー×インフレーション」の隣に隣にストックできるか?
一段下の、~の経済学の仲間にして歴史という建物の一つのレンガにする。
この「無能より邪悪であれ」という本は上の屋根を柱を支える階に置こう。
変化を嫌う。皆で貧しく、仲間としての足の引っ張り合いなどというシステムが解決するテーマではなく、一人でも行く、決して止まらない。そんな偏ったものの見方をする。
ギフテッドのティールがスタンフォードで得たもの(ライバルなのか時々の仲間なのか)を利用し利用されながら全力で走っている姿この本が教えてくれる。
ペイパルでは期待するほどの成果が得られなかったが、タイミングの問題。
パランティアは順調。
どこまで行くのかどこで降りるのか、それはこちらの力量次第。
ほしいのはGAFAMの次の世代の情報。ハードの合理化なのかソフトに移るにか、
それともその間なのか?
もう遺伝子や、ロボット、宇宙なのか?それぞれの開発タイムスケジュールがあって、社会に実装するその順番と重さを捉える人が、実績を上げる。
既得権、縄張り、権力構造を揺るがすにはイノベーションが切り口を創ると信じている。
<大洋を群れずに回遊する>
信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています
