「テクノ・リバタリアン 著橘玲」を読む

 

副題 世界を変える唯一の思想

 

帯の広告(表紙大となっている)

とてつもない富を持つ天才たちが渇望する「究極の自由」とは

数学的に正しい、統治…そこは楽園化、デストピアか?

  • イーロン・マスク、ピーター・ティール、サム・アルトマン、ヴィタリック・ブテリン、・・・・数学やコンピュータの天才(ギフテッド)たちがSFの世界を現実化しようとしている
  • シリコンバレーのIT成功者の多くは、きわめて高い論理的・数学的な能力を持つ一方で認知的共感力に乏しい「ハイパー・システマいざー」だった。
  • 莫大な富や成功を手にした現代の天才たちが陥る「高知能の呪い」とは?
  • 他人の同性愛を暴露することは「言論の自由」か?「リベラル」「ポリコレ」と戦うティールの信念
  • ブロックチェーンで究極の自由の実現を目論む「クリブト・アナキズム」
  • 「総督府功利主義」がもたらす幸福な監視者会で「人格」は不要になる?
  • 共同所有自己申告税「COST」と投票システム「QV」の導入で、究極の平等と自由が実現する。

表紙裏

テクノ・リバタリアン

世界を変える唯一の思想

高い数学的能力を持つギフテッドがひしめくシリコンバレー。

とてつもない富を手に入れたとてつもなく賢いIT成功者たちは、「究極の自由」を求めて、既存の民主主義を超越する新たな政治思想を模索している。

彼らはいかに世界を変えるのか?

最先端テクノロジーに裏付けられた最先端思想の全貌を徹底解説。

 

いくつかのキーワード

テクノ・リバタリアンは、自由を重視する功利主義者のうち、きわめて高い倫理・数学的能力を持つ者たちのことだ。

中央集権的な組織を必要としない通貨の創造は「信頼が成立しないとこでどのように取引を行うか➡信頼から検証へ

 

爪を立てる

GFAMともMATANAともマグニフィント7とも呼ばれる巨大テック企業を貫く考え方を示している本。

テーマは帯広告の裏にある7ポイント

それらに答えているが内容は濃密で、私には補助線が必要なくらいの内容でした。

自然環境、EV自動車、自然エネルギー何を考えるにも、エビデンスベースであり、合理性であり、効率的な社会システムでステムであったりするシ

そんなことが当たり前のように生きているが著者の捉え方はもっとクールだ。

あとがきにある(引用)

  • 日本の会社で合理化・効率化が嫌われるのは、リストラの道具になるからと言うよりも、これまで安住してきたウエットで差別的な人間関係(日本ではこれが”理想の共同体”とされる)が破壊されてしまうからだ。その結果、日本では右も左も「グローバル資本主義の陰謀から日本的雇用を守れ」と大合唱することになった。
  • 「自由」を恐れ「合理性」を憎んでいる社会ではリバタリアニズムや功利主義が受け入れられるわけがない(中略)
  • 私はずっと、この極端な不均衡を正したいと思っていた。本書が、いま世界で起きている「とてつもない変化について読者の理解に資することを願っている。

うわべだけを取り繕う表面的なものの見方に突き付けてくる著者のあとがきだけでも十分な警鐘となる。橘玲流人間観察術

 

内容豊富、

特にIT関連に投資している人の知的好奇心を満たす!

投資する先を特定するには成長する分野であり、有望と感じているのは第7大陸で活躍するための案内書。

これから生きてゆくための乗り物の助手席に置くべきナビゲーター。

ギフテッドを認める以上、凡人の生き方を考えなければならないときに<炭鉱のカナリア>としての役割を果たしている橘玲の存在は大きい。

 

 

<大洋を群れずに回遊する>

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

 

 

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