「メタバースと経済の未来 著井上智洋」を読んで
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表
メタバースを制する者が世界を制する。
負け続ける日本企業のラストチャンスがここに!
バーチャル美少女ねむ推薦!
「メタバースから経済を見て、未来を探る思考の旅を始めましょう」
裏
1章
メタバースとは何か?
2章
この世界はスマート社会とメタバースに分岐する。
3章
純粋デジタル経済圏の誕生
4章
メタバースとお金の未来
5章
資本主義はどう変わるか?
6章
人類が身体を捨て去る日
7章
日本をメタバース先進国にするにはどうしたらよいか?
表紙裏
フェイスブックが社名をメタに改めたように
いま熱い注目を集めるメタバース。
ブームが過ぎ去り、本格的な普及が予想される2030年以降、社会はどう変わるのか?
そして貨幣、雇用、身体の行方は。
資本主義を大きく変容させる「純粋デジタル経済圏」の誕生をも論じる未来の書。
爪を立てる
著者の分析と立ち位置
(引用)
日本が凋落した原因分析
供給側の問題として
規制により自由にビジネスが展開できない。
DX化が遅い
ベンチャーを支援する体制がない
既得権益を守ろうとする輩がいるので産業構造改革が進まない。
労働市場の流動化がなされていない
日本人は英語ができなくてグロ-バル化に対応できない
教育が旧態依然としている
著者の立場(デマンドサイダー)
需要側の問題が生じ、その問題が供給側のほうに転嫁していったと考えている。
両者(サプライサイダーとデマンドサイダ-)が需要側の問題が供給側の問題へと転化してゆくプロセスを認識していないのでしょう。
疑問
供給者は需要を考えないで、生産するだろうか?
給料を上げようとインセンティブが働かない理由があったのではないか?
企業内で専門技術者の育成をする努力に対するインセンティブがあるのか?
結局サプライサイド側の問題と言うより、社会全体のイノベーションを起こしてゆこう、リスクを取っても前に進もうという情熱よりも、現状維持、既得権確保にかじを切ったのではないか>
しつこく言うが<社会全体が停止しよう>という意思を持ったのではないか?
著者の言う問題(引用)
規制により自由にビジネスが展開できない。
DX化が遅い
ベンチャーを支援する体制がない
既得権益を守ろうとする輩がいるので産業構造改革が進まない。
労働市場の流動化がなされていない
日本人は英語ができなくてグロ-バル化に対応できない
教育が旧態依然としている
これらを改善しても
少子化。自然災害(特に地震)を加えて考えると、積極的に日本に投資するインセンティブはあるのか?
個人的には
2030年に結果が出せると踏んでいるイノベーションが進んでいる分野は
ゲノム配列・解析
ブロック・チェーン
AI人工知能
ロボティクス
エネルギー貯蔵
でありタイムスケジュールに乗っていると想定している。
キャシーウッドの唱えるテーマは4つ
フィンテック
スペース
デジタル・トランスフォーメーション
メタバース
この本の副題にある、負け続ける日本企業のラストチャンスがここに!
のこの本に対するサポートがある。
正選択肢の一つであり、優先順位はその人によって違うことも忘れて名ならない。
世界中の個人投資家が、日本にある上述のリスクを取りながら日本に投資するためには
ルール創りの迅速化と企業の情報開示がテーマと思うがいかがだろう?
上場企業で解散価値のほうが高いのなら、その企業の株を買って解散するという妄想が頭をよぎる。
従業員の生活を、地元産業を…と考えても経営者の交代は考えなければ、その企業はおいていかれるのではないか??
無視されることが一番の問題と思うのだが
著者はこういう。
(引用)
日本は「日本未来主義」を取り戻し、科学技術の最先端を担うという意気込みを持ってメタバースにかけてみるべきです。
熱量の高い著者の意見を尊重します。
少子化の中で、観光業に軸足を置く人が大勢います。仕事がたくさん生まれるからです。
私は著者の意見に乗って最先端技術の波に乗って海外観光に出かけるほうに魅力を感じています。(あくまで個人的感想です)
おまけですが、次の本でメタバースのどの部分に日本が参画できるのか具体的に(挑戦している企業とかも含めて)
何が言いたいかと言えば、キャッチアップ企業に創造性は薄く利益も薄いと考えているから
注目中 井上智洋
<大洋を群れずに回遊する>