「地球の未来のため僕が決断したこと 著ビル・ゲイツ」を読んで

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気候大災害は防げる

SDGsでは間に合わない

2030年の部分的削減ではなく、2050年の「CO₂ゼロ」へ。

最新の科学的知見と世界随一の頭脳が導き出す未来像。

ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー1位

冷徹なリアリズムと、創造的な楽観主義が同居する特異な一冊。

気候変動という、最も深刻勝つ大きな課題のもとで再編成されてゆく。

グローバル経済を生き抜くための入眠書だ。

…エコノミスト誌

教科書のように理路整然としていて読みやすいのに、最新のアイデアが濃密に詰まっている。

世界の現状を変えるためにできることは何か。

解決策はあるのか。

本書が教えてくれる。

‥‥ウオール・ストリート・ジャーナル・マガジン

ビル・ゲイツが本書で提示する未来は現実的で、経済にとっても筋が通っている。

厳しい現実をきちんと見据えたうえで、私たちに気候大災害を避ける力があることを示してくれるのだ。

‥‥サイエンス誌

表紙裏

「未来の技術が人類をただ待っているわけにはいかない。自分たちを救うために、今すぐ、動き出さなければならない」

暴風雨、高潮、干ばつ、感染症の拡大‥‥・。

気候大災害が今世紀中に奪う命はCOVID‐19ノ5倍にものぼる。

惨劇を避けるため、ビル・ゲイツは科学・経済・政治の専門家と協力して気候変動解決のブレークスルーを探し求め、来るべき世界の姿を思い描いてきた。

10

 

著者が引用している部分。

(引用)

故ハンス・ロスリングが驚くべき著書「FACTFULNESS」に書いているように「事実に基づいて世界を見れば、世の中もそれほど悪くないと思えてくる。これからも世界を良くし続けるため

著者曰く

僕は楽観している。

<技術が何を成し遂げられるかを知っているし、人々が何を成し遂げられるかを知っているからだ>

 

著者の言う、大きな仕事をやり遂げるのに必要な3要素

①それを実現させようという強い意志

②問題解決に向けた大きな目標

③目標達成に向けた具体的具体的な計画

 

 

爪を立てる。

この本からではない話を持ち出し、次を考える。

ジェフ・ベゾスとイーロンマスクは宇宙を目指している。

宇宙事業で競合するベゾスとマスクだが人口増を願うビジョンは共通する。

べゾスは、巨大宇宙ステーションによる1兆人の人間が太陽系で生活する未来に向けて

マスクは火星への移住を目指して計画を進めている。

(FORTUNEより孫引き)

 

資本主義のアキレス腱は需要が必要なことだと考えていたが、マグニフィセントセブンのオーナーくらいの資金力を持つと、需要の大きさを気にしなきでもできることが多くなると思える発想が生まれるらしい。

妄想だが、

火星に送り込むときの1チームの人数が20~30人だとすれば、それを誰が選ぶのか?誰が選ばれるのか?

うる覚えで確認できないが百万人単位の移住とはなるらしい

新しい形の選別?…世界的貴族が生まれているのか?

 

課金制度という新しい税金制度である意味、世界を抑えているデジタルの国の成立。

領土は民衆の暴動に叫びの届かない火星ないしは宇宙ステーションで‥‥

SDGsという全員強制(?)参加型の問題解決手段と、卓越した一部研究者のイノベーションが切り開く世界と、並行して世の中は進んでゆくらしい。

人類の生存方法が少なくとも唯一の方法しかない戸いうことではない。

 

何かを成し遂げるというのは起業家、ビジネスマン、自営業、どう言ってもいいが評論家やコメンテーターなどと違い手を染めている人の思考法がきっちりある。

問題の抽出、分析、そのあとの解決策という一般的組み立てではなく

まず問題がある。

そして組み立てる

①それを実現させようという強い意志

②問題解決に向けた大きな目標

③目標達成に向けた具体的具体的な計画

当事者、行為者、実践者、いろいろな言い方ができるがこう纏めることができる

<行動している人を重要視している>

 

解決できる問題をこなしてゆくうちに、当面できない問題もできるようになる。

それはクリア―した問題が次の問題も解決してくれる場合もあるし、次のイノベーションが解決してくれることもある。

これは行為者でなければ味わえない醍醐味かもしれない。

<情報の水平伝播>が活発に行われるのは、まだ目的に関して結果の出ていない現場にある。

そんなことを想像させる本にある。

 

 

漠然とした個人的妄想問題

資本主義のアキレス腱は需要が必要なことだと考えていた。

資本も不足気味で広く集める必要があると考えていた。

GAFAMでもマグニフィントセブンでもいいが、このオーナーの資金量を見れば広く市場から資金を集める必要があるのか?という疑問

お互いが協力し合うことで技術力も、資金力もグループ内で強力なエコシステムを構築できる。

結果の一つとして、宇宙開発にまい進し、地球外に送り出す人の選抜権を手にする。

資本主義も民主主義も、超えた新しい貴族が誕生する。

有能な少数者と、その他大勢を絵にかくとこうなる。

 

大きな気候変動があっても、生き残れる場所はある。

そこを買い占めるだけの資本持つヒトはいるだろう。

妄想から生まれる疑問は従来行われる選挙でえらばれるという方法ではない選別問題が生まれる。

イノベーションで解決できる問題、そして会計のベーションをもっちぇしても解決できない問題の次に待っているのは

新しい選ばれる問題が生まれる。

 

<大洋を群れずに回遊する>

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

 

 

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