「命綱なしで飛べ 著トマス・J・デロング 」を読む
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表
決めて動く自分になる
amazon.com 生涯で読むべき、Leadership&success本選出
「やる前の心配」は起きない
やろう。
ハーバードで2万人以上を指導した「現状維持」「行動変化」研究の権威、
自分を変える知見
結晶!
裏
クレイトン・クリステンセン(ハーバードビジネススクール教授)
本書を開けば、自分が直面している問題をいくつも目にすることになるだろう。
だが、最終的にこれまで思いもしなかった素晴らしい解決策が得られる。
ダニエル・ヴァセラ(医師、ノバルティス元CEO兼会長)
この本は、どうすれば才能を存分に発揮し、運命を切り開くことができるか教えてくれる。
どのように変化し、隠れた不安を克服すればいいか?
充実した生活を送りながら多くを成し遂げるにはどうしたらいいか?
すべてを教えてくれる。
表紙裏
恰好悪くても望ましいことをしよう。
HBS(ハーバードビジネススクール)教授による生涯ためになるレッスン。
リスクの見方
不安のいなし方
行動の「蓋」の外し方
爪を立てる
教わることと学ぶことの差を考える。
学校というのは得体のしれないところがあって、登校拒否やいじめがどれくらいの発生率をもって、改革するのか、オープンにしていない。
効率的と考える方法がいつまで続いてゆくのか、そして日本の初等中等教育は世界的に優れているという自己判断はいつまで続くのかという謙虚さを持たない。
そんなピントの合わない、もやもやした消化不良に答える本。
著者の願いを引用
<成長する事だけが私たちの存在を示す唯一の方法だとあなたに確認していただきたい>
帯にある<決めて動く自分になる>という言葉が教えてくれ教えてくれるのは
学ぶには師と教科書が必要だがそれを選ぶのは学ぶ者の手にある。
それが自立した学習者に与えられた自由だ。
その自由を得るための努力が必要だが、絶え間ない努力による何事かを成し遂げるためのエネルギーを増やしてゆくことだろう。
高等教育に行きつくためのエネルギーを蓄積する方法を初等中等教育は必須として求められているのではないだろうか?
一人一人の人が、それぞれの色や形で生きていけるようにするための前向きの姿勢は、簡単に作れない。
<良心の合成>と同じように訓練による習性の身に着けるには画一的な、一見効率的な教育では成し遂げられない。
そんな教育者がより良い方法を提示してくれないか?
そんな願いと、命綱なしで飛べる人を育てている人が居ることを知れたのは、人が自分の力だけで成長するのではなく、ヒトとのつながりの中で成長していくことも確認できた。
安心・安全だけを意識するのではなく、前向き上向きに生きる人を増やす方法がここにある。
<守・破・離>で言えばこの本は破を中心に置いている。
私的意見としては<守>はあくまで<破・離>を前提にすべきだと言いたい。
<大洋を群れずに回遊する>
信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています