ザ・メタバース 著マシュー・ボール」を読む

世界を創り変えしもの

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メタバースを広めた第一人者が初めて明かす!  

「ウォ-ル・ストリート・ジャーナル」ベストセラー日本上陸

テクノロジーの未来は、すべてここに書かれている。

その可能性の限界を決めるのは、私たち人間の想像力だ。

「WIRED」日本版編集長 松下倫明氏推薦

テック界の最重要人物たちも激賞!

リード・ヘイスティングス(ネットフリックスJ共同創業者ベストセラー<NO RULES>著者)

「本書を読めば、事実と作り話を見分けるようになるし、単なるこけおどしと現実を見分けられるようになる。メタバースがどういう可能性を秘めているのか知りたければ、まずは本書を読むべきである」

ティム・スウィーニー

 

著者の言葉(引用)

ここまでメタバースがもてはやされるのは、今後、メタバースがコンピューティングとネットワークのプラットフォームになってゆくとみんなが考えているからだ。

Part1 メタバースとは

Part2 メタバースの作り方

Part3 メタバースですべてが変わる

爪を立てる。

技術は一度確立されてしまえば、なかった世界に戻らないし

そんな技術を開発してはいけないという倫理観や、行動の規制に頼ることはできないと考える。

何故そう思うか?

社会制度や、教育でも人間の好奇心を抑え込むほど強い意志は存在しなかったと歴史が教えてくれているから。

どうするか

結局新しいものが生まれた後、何が許されて何が許されないかという、後付けで社会ルールの網をかぶせるしかないのだと考える。

著者は言(引用)

メタバースとは「リアルタイムレンダリング」による3Ⅾ仮想世界がたくさんつながった相互運用可能なネットワーク」と表現すべきものだが、それを実現しているのは物理的なハードウェア、コンピュータプロセッサー、ネットワークである。

これらを支配するのが企業なのか、国なのかそれとも技術的に秀でたコーダーやディベロッパーの分散が集団なのかによって異なるメタバースが生まれることになる。

バーチャルな樹木の存在とは何か?

また、そういう樹木が倒れるとは、どういうことなのかは今後も議論されてゆくだろうが物理法則は不変ということである。

 

これから求められる作業は多い

どう透明化を図るか

誰がデータを持っているのか

検証できるのか

 

技術の進歩とは

筆者はこういう」(引用)

技術の大きな進歩に消費者、ディベロッパー、起業家が反応する。

それを繰り返してゆくうちに、携帯電話やタッチスクリーン、ビデオゲームのようにどういうこともないと思われたことが不可欠なものとなり、予想された形や創造もされなかった形で世界を変えてゆく。何事もそういうものなのだと思う。

進歩と言えなければ変化でも良いが、前提は安全・安心ということではなく変化だ。

個人として、社会として、人類としてどうリスクを取りながら変化してゆくかが問われる。

 

一人の天才ではなく、平凡な一人がそれぞれ傍観者ではなく、変化の断片化もしれないが、かかわって生きてゆくことを自覚して行動するしかないのだろう。平穏な時代などあったためしはなく、その時々に生きた人にとって、その時代は返歌が激しかった。

そう考えれば、いつの時代も同じようなものだと納得がいく。

著者は主導権をとるのは企業なのか、国なのか、技術的に秀でた集団なのかと考えている。

ヒトは誰を信頼するのか?

どんな形で信頼するのか?

技術的に秀でた集団?

これは新しい領主の誕生!

 

プラットフォームという言葉に反応する

➡新しい支配形態の疑いがあるから

METAプラットフォームはリストラ期を終えて成長期に入ったか?

 

<大洋を群れずに回遊する>

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

 

 

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