「イシューからはじめよ 著安宅一人」を読む
サブタイトル 知的生産の「シンプルな本質」
帯の広告
表
人生は何かを成し遂げるためにはあまりにも短い。
「やるべきこと」は100分の1になる
「シン・二ホン」の著者による未来を創る人の問題設定&解決法
裏
ビジネスにもサイエンスにも
本当に優れた知的生産には
共通の手段がある。
コンサルタント、研究者、マーケッター、プランナー‥‥
「生み出す変化」で稼ぐ、プロフェッショナルのための思考術
表紙裏
MECE、フレームワーク、
ピラミッド構造。フェルミ推定
知的生産の全体観
2010年出版の本で読み返そうとした訳をまとめる。
序章 この本の考え方
第1章 イシュードリブン 「解く」前に「見極める」
第2章 仮説ドリブン⓵ イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる
第3章 仮説ドリブン②ストーリーを絵コンテにする
第4章 アウトプットドリブン 実際の分析を進める
第5章 実際の分析を進める
第6章 「伝えるも」のをまとめる
<おわりに>の中からの引用
「経験しないとわからない」と書くと「じゃあこの本は何のためにあるのか?」と言われそうだがこの国では論理思考や問題解決において、新しいツールの紹介のようなものばかりが行われ、本質的な知的生産についての議論が足りないように思う。
この本が共通の議論のベースと実践の手掛かりとなればと願っている。
創造的破壊の力(フィリップ・アギオン著)の中に経路依存性をベースに考えると過去にダーティなイノベーションで成功した企業は、将来もその方面のイオのベーションを追求する公算が大きい。とる。
これは最近の日本企業がルールを無視している案件があり投資先として疑問符がついているのではないかと疑っている。
<純日本製です>という広告が今後も通用するのかと疑いにつながる。
誰が問題提起するのか、どう議論するのかとフッと考えるときこの本の、特にあとがき書きを思い出した。
アイデアだけでは何も生まれない。どう実現してゆくかを見えるかするところまで求められている。
例えば社会問題の一部はビッグデータからも問題は抽出できるだろう。見えるかされた問題にどう答えていくかそのプロセスが求められる。社会問題であれば行政や政治が直面する問題だ。
著者はその解決策としてシン・ニホンの背表紙にもあるように人材育成をテーマとしている。
情報発信者の一つの評価基準として、新しい切り口というアイデアに、どれだけ解決策ないしは解決すべき問題点を網羅するくらいの深みを求めてもいいのだろうと思わせる一冊。
シン・ニホンを読んだ後にこのイシューから始め世を読むと、再度シン・ニホンを読みたくなるのは
著者安宅和人の10年の進化が魅力なのか、そもそも安宅和人の魅力なのかは次の1冊次第。
アイデアをプロセスに落とし込むと必要なイノベーションが見えてくる
問題を解決プロセスに落とし込むと、具体的解決策とリスクが<見える化>する。
10年前の著作に導ける力は一貫性があるということの証明だろう。
そして、コンサルタント、研究者、マーケッター、プランナー‥‥10年間指導を受けたヒトの数も着実に増えていると想像する。
新しい知の移転方法は求めれば、近くのもある。
