「エブリスング・バブルの崩壊 著エミン・ユルマズ」を読む

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  • ウクライナ問題、株価暴落、インフレを予測!  

  驚異の的中率、‼で2022年、経済界話題の書

  • 原油や食料など、コモディティ価格が世界的に上昇!  

  インフレはいつまで続く?

  • 米国の金利上昇で、世界の株価が暴落! 

  すでにクラッシュは始まっている?

  • 中国経済の危機、暗号通貨の問題など、話題満載!
第1章 エブリシング・バブルはFRB緩和バブル
第2章 キャリーバブルとキャリークラッシュ
第3章 難儀きわまるインフレがやってきた
第4章 日本経済の今後を考える
第5章 中国で全壊する朱金平ワールド
第6章 ウクライナ、アフガニスタンなどの地政学リスクの変化
第7章 世界標準に比して無防備に近い日本のサイバーセキュリティ
第8章 暗号通貨の正体 
 
爪を立てる
賞味期間の短い本
著者の考えのいくつかを確認すると
部分的に引用
  • 日本の相続税が高いのは官僚優位の国家体制を維持するために行われてきた。
  • 日本は低金利でゾンビ企業を守っている
  • 岸田政権がマーケットから好かれていない
  • 新しい資本主義などと言われると市場には何か中国式資本主義のように聞こえる。
  • 習近平はネットであれこれと知識を蓄え中国政府に難癖をつける輩は必要とせず黙々と仕事をしてくれる働きバチが欲しいのだと思う。
  • アメリカのシェールが産業はそう簡単に復活できない。増産に踏み切れないだろう著ロシアは読んでいる。
エコノミストの考えていることを参考にすることがリスク分散になる。
コンサルタントは逆らわない。
いくつかの言葉を思い浮かべながら
 
GAFAの年初株価と今を比べる。
賞味期限を過ぎてしまって社会貢献の重要度が低下したのか、環境に連動しているだけなのか考える。
リスクをどの程度見極めているのか、次の主役はどこなのか?
仮の答えとして、ビックデータの解析と遺伝子工学から生まれる果実を見定める。
人為的な戦争というリスクは時間という尺度では測れず、専門家の意見を聞きつつリスクを取り続けるしかない。
 
日本では低金利がゾンビ企業を延命させているというし、アメリカではメタもテスラもオーナーに振り回されている。
どちらを取るかと考える未熟者ではなく、どんなバランスで対応してゆくかを考える。
今年は株価で言えば、表面アメリカよりもの日本の勝ちだが、日本株をドル換算すればどうなるか人により違う。
個人的には両方負けの公算が強くメンタルトレーニングが必要になりそう。
 
 

<大洋を群れずに回遊する>

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています