「巨大テック企業無敵神話の噓 著ジョナサン・A・ニー」を読む

帯の広告

「プラットフォーム企業」はCoogleのみ。

鉄壁と思われている企業にも、多くの「穴」がある。

Google/Apple/メタ(Facebook)/AmazonAWS/Netflix/マイクロソフト/SocietyOne/アリババ/ニューヨーク・タイムス/Linkedln/Spotify

Shopify/ツイッター/WeWork/Instagram/TikTok/Okado/Webvan/Kozmo/

HomeGrocar/ShopLink/Kroger/Zillow/Instacart/Autotradrr/Cars.com/TrueCar/CarGurus/Carvana/Vroom/Hulu/

ディズニー+/Uber/Airbnb/Etsy/1stDibs/TripActions/エクスペディア/Interpublic/Publicis/電通‥‥etc.

ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなどで25年以上投資部門をつとめ、現在もエバーコアでシニアアドバイザーを務める。

コロンビア大学MBA教授による未来予測。

生き残る業種、穴場の業種、新しく生まれる業種、これからの新しいビジネスとは?

この嘘と妄想を見分ける力がないと、優れた業績を体系的に生み出すことができない。

第1章 「プラットフォームの妄想」に関する4つの中心的な考え

第2章 ネットワーク効果…デジタル時代における規模

第3章 いくつもの力が必要だ…で至る競争優位の源泉

第4章 フェイスブック…究極のネットワーク

第5章 アマゾン…過ぎたるはおよばざるがごとし?

第6章 アップル…その中心にあるのは何か?

第7章 ネットフリックス…コンテンツが王様だったことは一度もなく、今も違う

第8章 グーグル…完璧なアルファベット

第9章 eコマース…アマゾンがエブリシング・ストアであるならば、ほかに何を売ればいいというのか?

第10章 私を月に連れて行って…飛行機旅行がデジタル化すると誰が儲かるのか?

第11章 「旅をすることは生きることだ」…プライスラインはいかにして1000億ドル企業になったか

第12章 ときにはシェアするのもいいものだ…なぜエ,常にウーバーよりもいいビジネスなのか

第13章 マッドメンとサッドメン…広告・アドテックとインターネットの出会い

第15章 ビッグデータと人工知能…いつ重要で、いつそうでないか

表紙裏

本書の目的は、デジタル時代に出現した少数の巨大企業のレジ円巣に対する信頼を弱めることではなく、それぞれの企業の根底にある優位性の異なる源泉を説明することにある。

だがそうするためには、プラットフォームの本質だけではなく、デジタル競争優位全般に関して、世間一般の通念に挑まざるを得ない。

そこで、デジタル時代のもっともよく知られた企業のいくつかが持つと思われている特定の優位性に、疑問を投げかけている。

(はじめに)より

個人的に刺激を受けたいくつかのポイント

  • ェイスブックが、関心を共有する新たな友人を見つけるよりも、しっかりと確立された既存の人脈の上に気づかれたという事実は、よりレジリエントなプラットフォームを作り出した。
  • 目的とする規模を達成して獲得した恩恵を強化する手段の円滑化に加え、専門化と複雑さの組み合わせが強力な事業の維持に極めて重要な「顧客の囲い込み」に役立つことが多い
  • 本当に広大な市場で「勝者はほぼ一人勝ち」に向かう構造的な傾向は、二つの注目すべき特徴を示している。⓵非常にまれであること②実質的には学習と技術による効率性の限度のない改善によって動かされている
爪を立てる。
まず帯広告になる企業を細かく見るというよりアナログとデジタル、そして両方を活用するという形で分析しているとみる。
デジタルプラットフォームがアナログのプラットフォームと断絶した関係ではない。
デジタルプラットフォームのほうが有利なところからアナログプラットフォーム市場を侵食している。
それはフェイスブックの対象とした人間関係でも示される。(問題は今までの人間関係を強化するのではなく、新しい人間関係をフェイスブック内で築く何かを提供できるか?趣味に仲間を増やす、友達の友達では新しいとは言わない)
デジタル特有の顧客管理方法を確立中。
デジタルプラットホームの持つ問題としてプライバシーをどう守るか、そして公的介入が問題となる。
それはそれとして、この本からGAFA+N+Ⅹはこれからも成長するか、そして新しい投資対象はどこにあるか?
を考えるとこうなる。
ラスト1マイルを制する新しい企業形態。(ドローンや配達ロボット)
ないしは、今あるプラットホームを活用しても高い利益率を確保できる深堀すべき専門的分野(遺伝子解析・治療)
これでは、具体化できない。
もう一つの候補、GAFAの中で最も成長性のある企業で、プライバシーに関する規制をクリアできてより公共性を高める企業か、
プライバシー問題を革新的技術でクリアーする企業。
これ以上絞り込むことはできなさそうだが言えることもある。
デジタルプラットフォームとして生き残るには<絶え間ないビジョンと絶え間ない適応性>が必要だ。
旧フェイスブックつまり今のメタはこれを実践しているとみられる。
規制によって否定されるのが先か、新しいテクノロジーと市場を開拓し生き残るのか?
投資の可否を決める方法として、もう少し詰める方法がありそうだ。
題名「フェイスブックの失墜」にその答えがあるかもしれない。
このケースでは
デジタル化に乗って、成長を前提にしたグローバル企業(GAFAに代表される)の成長率が得られなくなったとき、評価がどうなって行くのかの指標となる。
この本に取り上げている企業は個性的で同じ扱いはできない。
それぞれの企業が自分の周りに深い堀を掘り、人事制度や、評価、社風を」個性的に作り上げている。
そうした個性的な企業に対して規制というルールで社会的に飼いならそうという時代になってきている。
どの王国が有利なのかふるいにかけられる時代ともいえる。
 
過去に学び<売るか、買うか、現状維持か>投資には3択ある
 

<大洋を群れずに回遊する>

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

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