「適応的市場仮説(アタブテイブ・ マーケット) 著アンドリュー・W・ロー 」を読んで考える
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表
「効率的市場仮説」に代わる新理論
心理学・神経科学・進化論・人工知能など最先端科学の成果を取り入れたバイブル
ついに刊行
提唱者による決定版
裏
「合理性に基づく正統派のアプローチと
心理学や神経科学、進化論、人工知能などの手法に基づく新しいアプローチを、見事に統合している。
…ダイアン・コイル(ケンブリッジ大学教授)
「これは素晴らしい文献だ、価値ある発見を多数示している」
…清滝信弘(プリンストン大学教授)
表紙裏
金融市場は経済法則で動かない。
金融市場は、人間の進化の産物であり、むしろ生物学の法則で動く。
著者の意見いくつかピックアップ
(下線部分引用)
知性について
知性とはいい物語を作る能力の事だ
知性とは、現実の原因と結果を正確に描写する能力の事である
知性には2つの構成要素があり、それは記憶と予測である
環境について
現在の行動を理解したければ、長い時間と幾世代にもわたる試行錯誤を通じてその行動を生み出した,過去の環境や選択圧を理解しなければならない。
効率的市場仮説と適応的市場仮説の立ち位置について
適応的市場仮説は、人間に合理性や非合理性を与える条件を提示する。
そして自然選択が私たちの行動に魔法をかけている間、合理性と非合理性がしばらく共存することもあり得るのだ。
二価値選択モデルでは合理的な行動はいわゆる「固有リスク」に依存する。
情報として
ヘッジファンドの報酬
運用資産の1%から2%程度の固定報酬と利益の20%程度の成功報酬がある
爪を立てる
<人>の行動が100%合理的に説明できないところを近隣の学問特データで示せる部分を活用する傾向がある。
だが自然科学のように再現性で確認はできない。
その狭間にあって<人間の行動に関して>より説得力のある仮説を立ち上げているということは、ヒトと社会の関係をより説得力のある方法を導き出そうと努力していると考えればより深く理解できる。
<巨人の肩に乗って>を具体的に示している本と言える。
活用する学問として心理学、進化論、神経科学にも続き、実証的な方法で数量化された枠組みで実践的な観点から、文化に対して何ができるか理解しなければいけないと最初にアイデアを出したのは行動経済学ではなかった?
行動経済学と適応的市場仮説の関係を説明してくれないか?
意味としては、経済学の各学派がモザイク的に社会を分析した成果を否定するのではなく、取り込みながらより深く広い体系を形作っていくということだろう。(一部修正はあるにしても)
学際研究が進むにしてもどこまでをフォロー範囲にするのか、つまり研究者の助走期間は相当長くなるのか、それともよほど効率的な楽手方法を確立しないと、‥‥大変だなーというのが感想。
当分の間,仮説画乱立しどれだけン知識量を体系化するかが勝負?
人間行動をより正確に捉えられるようになる?
the user's guideにある
(引用)
経済学は政治的議論である。
科学ではないし、また決してそうはなれない。
政治的判断やそれ以上に道徳的判断から独立して成立する客観的な真実など経済学には存在しない。
だから、経済学の議論に臨む際には、古の政治家/雄弁家キケロが残した問い‥‥「誰が得をするのか」を考えなければならない。
からまだ抜け出せない。
経済学が<ヒトの行動をより深く知ること>と考えれば、心理学も神経科学も進化論・人工知能などを取り入れるのも一つの手段とは言えるが、一般的には金融を手段として用いている社会学。‥‥学問を仕分ける名前などどうでもいいか!
ヒトは生物としての歴史的拘束を持ちつ。
群れの中に住みながら個性を主張するという統合されない二面性から逃れられない。
<大洋を群れずに回遊する>
信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています
