<ブルとベアは時々勝つがフォグは儲けられない>を検証する本か?

適応的市場仮説 危機の時代の金融常識著アダブティブ・マーケットを読む

 

帯の広告

「効率的市場仮説」に代わる新理論

心理学・

神経科学・

進化論・

人工知能など、最先端科学の成果を取り入れたバイブルついに刊行!

提唱者による決定版

「合理性にも続く正統派のアプローチと

心理学や神経科学、進化論、人工知能などの手法に基づく新しいアプローチを、見事に統合している。

・・・・ダイアン・コイル(ケンブリッジ大学教授)

「これは素晴らしい文献だ。かつある発見を多数示している」

清滝信弘(プリンストン大学教授)

「ファイナンシャルタイムズ  ベスト経済書

表紙裏

金融市場は経済法則では動かない

金融市場は、人間の進化の産物であり、むしろ生物学の法則で動く。

 

残る言葉

効率的市場では

資産価格はその資源に関して入手可能な情報をすべて反映する。

競争によって、平均的では本質的価値に対する情報の影響が実際の価格にすべて「即座に」反映される。

 

爪を立てる

時の展開が政治の季節に向かうと、効率性とか改善とかの優先順位は味方しない。

研究者は100年先、投資家は10年先を見ても、半年先のことを誰が決めるかわからないし、100%正確ではないだろう。

だからスタンスをはっきりさせて、リスクの大きさを見極めながら、じっと見つめながら

イノベーションの芽を探す。

その芽が,GAFAMのプラットフォーム上になるのか、新しい鉢に植わっているのか見極める。

そしてその可能性を見つける。30年育てる。

 

蕎麦屋のおやじとの会話から30年という数字が出る。

職人が一人前になって店を出せるのは30~40代。

現役で頑張れるのは30年。

2代目続いてもそれは、主人も客も違う人達。

何代目というのは単なる称号で、意味はない。

 

時代の変化が激しく先を見通しづらい時代には、勘で動くだけでなく、大局観をつかむために理論の助けを借りるのも便利

(そのビジネス課題最新の経済学で「すでに解決」しています。より引用)

確認のため読み直すが学問も進んでいて

効率的市場仮説に代わる新理論と帯広告にあった。

やはり地図よりも羅針盤が必要だ。

そういう意味で

<ブルとベアは時々勝つがフォグは儲けられない>は羅針盤となりうる。

 

<大洋を群れずに回遊する>

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

 

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