「シャオミ 世界最速1兆円IT起業の戦略 著陳潤」を読んで確認したいこと

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Google9年、Apple20年、Amazon13年を超える謎の企業の正体

リアル店舗・工場は持たない

超低価格+驚異のスペック

ポストゼロ・上司ゼロ

本書は、過去3年間において、筆者が膨大な時間を費やして研究してきた雷軍とシァオミの成長についての分析を、9つの観点からまとめたものだ。

企業のほとんどすべての問題を、シァオミの創業以来のプロセス、

そして雷軍の20年の経験をもとに扱っている。

(まえがきより)

第1章 チーム  シャオミの中核的価値

第2章 プロダクト 商品こそがメディアである

第3章 イノベーション 神は細部に宿る

第4章 バリューチェーン 何も持たない者が最も速く走ることができる

第5章 ビジネスモデル シャオミ=Apple+Google+Amazon

第6章 マネジメント フラット&フリー

第7章 マーケティング 商品を売るな、参加者を売れ

第8章 エクスペリエンス 使用感こそが競争力の源泉である

第9章 オリジナリティ ライバル

表紙裏

年商1兆円まで要した年数

トヨタ 60年

ソフトバンク 26年

Apple 20年

Google 9年

シァオミ 5年

 

この本のここだという核心

顧客は神様ではなく友達だとしたこと。

意見要望を一方的に聞くのではなく参加による企業と顧客のフィット感を出したこと。

 

爪を立てる

すべてが加速する時代に年商一億に達する期間を比較しても仕方がないが

それでも国内市場を押さえた速さには感心する。

 

この本の核となる消費者を神様から友達に替えたことによるメリットには大きなものがある。

日本でも

アンケートや、苦情を積極的に活用している企業は多いし

絶え間ない小さなイノベーションとは、日本で言っていた<改善>とどれだけ違うのだろうとは思うがやはり評価されるだろう。

 

起業時にほかの国が作り上げたシステムや教育をキャッチアップして急成長するのはそんなに難しくはない。

そして追いかける背中が見えていれば、効率的に改善はできる。

細部に宿るのが神か悪魔かは置いても、少なくともゲームチェンジャー

目標とする企業と肩を並べるところまでは行けても、大きく差をつけて先に出ることはない。

ピーター・ティールの書いたZERO to ONEの表紙にある

<君はゼという問いにシャオミの雷軍答えなければならない。

それに答えて初めてApple、Google、Amazonと肩を並べる。

決して今 シャオミ=Apple+Google+Amazon、ではない。

日本もそれを30年前にもっと深く掘り下げるべきだったのではないかと個人的には考える。

レッドオーシャンで競争しているうちはまだまだ。

ブルーオーシャンを作って初めて超一流企業。

 

それを達成するには講師や友人を含め環境としての大学、チャレンジを支援する社会、そして賛同する資本と、キャッチアツプとは違う環境を作り出す人たちが必要だ。

そして何よりチャレンジする挑戦者を継続的に育てなければならない。

そうでないと、ゆるゆるプラトーを迎える社会になってしまう。

 

<大洋を群れずに回遊する>

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

 

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