ピーターテイルの旬は過ぎたか考える

ZERO to ONEの著者(訳本は2014年から発売されている)

サブタイトル 君はゼロから何を鵜も出せるか

 

今回取り上げる本はトーマス・ラッボルト著「ピーター・ティール」

帯広告

世界を手にした「反逆の起業家」の野望

フェイスブックを最初期から支える超大物投資家

シリコンバレーの頂点に君臨するペイパル創業者

トランプ政権の仕掛人

ジョブス、ザッカーバーグ、を超える無敵の男

その全戦略と破壊的思考法に迫る初の本!

シリコンバレーの大物はみんな「この男」に学んでいる

 

「ピーター・ティルほど常識にとらわれない思考ができる人間はめったにいない」

イーロン・マスク(テスラモーターズ、スペースⅩ共同創業者

 

「彼のそばにいて、『自分ももっと賢くならなきゃ』マーク・アンドリーセン

・・・マーク・アンドリーセン(ネットスケープ共同創業者)

表紙裏

なぜ彼は革命的決済サービス「ペイパル」を成功させることができたのか?

なぜ「ユーチューブ」「テスラ」「リンクトイン」などの名だたる創業者を輩出できたのか?

なぜ「フェイスブック」の可能性をいち早く見抜けたのか?

CIAやFBIを顧客に持つデータ企業「パランティア」を創出した理由とは?

トランプを支持し、政権移行チームに加わった真の狙いとは?

なぜ世界に「自由」と「テクノロジー」が必要なのか?

なぜシリコンバレーの頂点を極めながら、シリコンバレーに苛立ち続けるのか?

 

反省

昨年夏から秋にかけて、大した利益も上げないままペイパル株を処分してパランティアに乗り換えた。

実績としてペイパルに市場はブルーオーシャンからレッドオーシャンに変化しつつあることを感じたからでそこまではよかった。

しかしパランティア株は購入後一度も購入価格を上回ることなく下落している。

同時期に購入したNVTAも同じような下降線をたどっている。

この本によれば、フェイスブック(現メタプラットフォームズ)については2017年から断続的に売却し、残った株の75%売ったとのこととある。

理由をいくつか、勝手に考えると

フェイスブックの活躍すべき市場がブルーオーシャンからレッドオーシャンに変わった。

競合が力をつけてきた

個人情報保護の動きが強くなって広告の効率が悪くなってきた。

会社自体の内部問題が表面化してきた

そして何より、消費者に想像以上の新しい感動を提供できない

そんなところではないだろうか

では今後は?

億単位のユーザーをつなぎとめておけるかどうか、自社で提供できないサービスを外部からどれだけ早く導入できるかにかかっている。

ピーター・ティールの書いたZERO to ONEの最終章停滞かシンギュラリティかの結果がフェイスブックに求められていそうだ。

それでも感じられるのはピーター・ティールの言う<リスクキャピタル投資>の期間は終わっているように感じられる。

ピーター・ティ-ル自身がリスクキャピタル投資家として対象としている企業には、、上場された時点で価値が最大化されているので、残りの<伸びしろ>の判断はほかの投資家にゆだねられる。

つまりスタートアップ企業の成長第一段階に一般投資家は参加できず、上場された直後から少しの期間どれくらいの伸びしろがあるか判断する機会を時間制限を受けたチャンスとして与えられる。

でも、もしかすると大化けしてテスラのようになるかもしれない。

一般投資家がリスクキャピタル投資として行うのはピーター・テイルの次の段階

そうわきまえれば、今度はリスク管理として分散投資となる。

 

そんな時に出会った本

この本が発売されたのが2018年5月6日とある。

そのあとがきにケンブリッジ・アナリティカ社がフェイスブックの個人情報を使ったことが、フェイスブック者を揺るがす大きな事件に発展しているときされていた。

 

11月に何か感覚がずれてきたように感じて、、振り返りと次のコアになる本を考え始めた。

ペイパルに企業価値は2020年ころに最大化すると予想していた

→上場した後の停滞を考えていたのかもしれない。

急上昇しているうちは光源量が強く影が見えないがやがてスピードが落ちてくると粗が見えてくる。

それはフェイスブックにも言え、パランティアもその道を歩むかもしれない。

 

あるエコノミストが言っていた。

FRBの動きは個別企業の可能性よりも市場自体を動かしてしまう。

その力が大きすぎるので、情報提供の軸足をマクロ経済中心に移しています。

権力に逆らう投資家はいません。

そんなわけで

予想以上に今年は政治の年になりそう(現在2022年2月25日)

 

プラットフォームを築いた企業にはこれからもお世話になってゆくのだろうが、次の基軸が必要なことも感じる。

オリンピックと同じで、いくつものメダルを獲得する人、そしてその人たちの小さなグループが大きな影響を与える。

スタートアップ企業に関して言えばシリコンバレーというよりスタンフォード大かもしれない。

あくまでも小さなグループだ。

 

ピーター・ティールの専攻は哲学

考える背骨がないと変化する問題と長期間付き合えない。

それにしてもピーター・ティルは今年政治活動に専念・・・・・

ピーター・ティルの考えていることを勝手に想像する

(引用)

テクノロジーの進歩は人類の問題をすべて解決してくれるわけではありません。

ですが、テクノロジーの進歩なしには、私たちはなに一つ問題を解決できないのです。

そしてこうも言っている。

僕らがろくでもないことをやらかさないように、国内レベル化国際レベルの規制監督制度が必要だと思います。

 

以上から勝手に想像するのは

ピーター・ティールという人はリバタリアンの真骨頂と言える行動と自分の置かれている環境を鋭く分析する力を併せ持つ人で

<ZERO to ONE>の考えを政治を通して社会にシステム化しようと行動を起こしている。

まだ、そしてこれからも真のスタートアップ企業を探してゆこうとする身としては

もう一度<ZERO to ONE>を読み直して、

スタートアップ企業の成功確率に低さを確認しリスク管理を進めよう。

次の背骨を作ろう。

 

引っかかっている言葉

自由と民主主義はそりが合わないところがある。

 

<大洋を群れずに回遊する>

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

 

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