「THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術 著ジェイ・ハインリックス」を読む

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「攻め」と「守り」で相手の気持ちを動かせ!

ニューヨークタイムズ・ベストセラー

ハーバード大学でトップ10選出の必読本!

世界のリーダーが学ぶ、100以上の技法を網羅!

共感を得るための戦略として、自分の欠点をうまく使う

相手との緊張を和らげるため、まずは相手に「譲歩」する

相手の感情に訴えた遺徳はシンプルに話す

説得は、相手が何を信じているかを知るところから始まる。

表紙裏

「人柄」+「論理」+「感情」で

相手を共感させ「イエス」を引き出す!

アリストテレス、リンカーンからホームズまで

歴代の達人たちに学ぶ、伝える極意

 

著者のスタンス

レトリックは、私たちに、怒りの感情を掻き立てずに会話や議論をすることを教えてくれるのだ。

ということで伝える技術についての本だけに各章を紹介して著者のレトリックの高さを紹介。

第1章 伝える技術の達人になるために

part1「攻め」の伝える技術・・・相手の心をつかむ

第2章 「議論」の目的を決める

第3章 時制をコントロールする

第4章 聞き手の心をほぐす

第5章 聞き手に好感を持たせる

第6章 聞き手に耳を傾けさせる

第7章 聞き手の信頼を得る

第8章 聞き手への思いやりを示す

第9章 聞き手の感情を変える

第10章 聞き手の怒りを和らげる

第11章 有利な立場を築く

第12章 論点をうまく定義する

第13章 議論をコントロールする

Part2 「守り」の伝える技術・・・相手の議論から身を守る

第14章 論理の誤りを見抜く

第15章 議論を台無しにする販促を見極める

第16章 相手が信用できるか見極める

第17章 相手の能力を見極める

第18章 いじめに対処する

Part3 「攻め」の伝える技術応用編 相手を自然に動かす

第19章  気の利いた受け答えをする

 

第20章 現実を違った角度から見せる

第21章 キーワードを使って集団を一つにする

第22章 あなたの選んだものに共感させる

第23章 失敗をうまく挽回する

第24章 好機を逃がさない

第25章 適切な手段で伝える

Part4 大勢の心をつかむ技術

第26章 説得力のある話をする

第27章 聴衆の心をつかむ

第28章 説得力のある文章を書く

第29章 目的に合った技法を使う

第30章 価値観で分断されている世界を生きるために

 

訳者のあとがきからの引用

19世紀半ばから、一アンレトリックは衰退しはじめるが、情報社会の訪れとともに再び脚光を浴びることになった。現代では、自分お考えや思いを伝えるための技術、あるいは相手をうまく説得する技術として、注目が集まっているようだ。

レトリックを学べば、家庭でも、職場でも、より豊かな人間関係が築けるに違いない。本書で得た知識を、読者の皆さんが日常生活に生かしてくれれば訳者としてこの上ない喜びである。

 

爪を立てる

先週の本<伝え方の魔術>でプレゼンの有用性を確認したつもり。

情報選択・伝達のスキルを身につけ実践することに集中する。

つまり、集めた情報をどう選択するかの優先順位が必要でなるべく時間やコストをかけずにテロップを入れず、スライドを字幕のように使い毎日続け、アウトプットに向かうことを教わる。

映像と即時性で勝負されている。

このように発信者の立場優先で書かれている。

知絶え方に関するもっと消極的な活用法、相手の技術を知る方法としての活用法はないのかと探りつつ、活字好きの部分も加えてこの本にたどり着く。

今生きるにあたって、説得することを仕事としている人は多い。

 

即時性のある情報を手に入れるにはYouTuberから仕入れられるのは前の本で教わった。

その時、気になるのは使われた情報の情報元であり、発信者の素性だ。

継続して一次情報を手に入れるような手段を講じているのか、つまり情報料を払っているのか、そして、YouTuberはどこから収入を得ているのかということだ。

信頼できる新聞・雑誌からの引用なのか、一次情報源は継続して情報を流し続けられるのか?

そして2次情報を流すYouTuberはほかに収入減があるのか?

広告収入に頼っている?スポンサーがついている?ケースによって信頼度は違う。しかしそれは一見してわかるわけではない。

しかし公共の地上波と競うためには信頼度がどこかで試されるだろう。

 

自己紹介に本は買って読むと言っているのは、本を書く人がいなくなると困るからだし、情報元がその本にあることを示すことで、その信用を借りている。

 

この本活用方法を訳者は(再引用)

レトリックを学べば、家庭でも、職場でも、より豊かな人間関係が築けるに違いない。本書で得た知識を、読者の皆さんが日常生活に生かしてくれれば訳者としてこの上ない喜びである。

と言っているが、こう考えることもできる。

政治家が有権者に対し説明責任があると考えてくれれば、どのような方法で有権者を説得しているのか、方法がわかる。

情に訴えるのか、エビデンスである政策で勝負しているのか、じつは有権者全体を相手にしているわけではなく組織に頼っているので説得しているふりという場合もある。

 

伝える技術を身につけられなくても、レトリックを学ぶことで理解できるということだけでも、この本は有用だと言える。

そしてエピソードが多いので、読んで楽しい。

教師、政治家、セールスマンのスキルを覗き見するだけでも、自分なりに評価できるようになりそうだ。

インプットとアウトプットを同時にやることがインプットの効率を高めることは言うまでもない。

 

<あなたは、何ができますか?>という問いに心の中でそっと答える方法を伝授してくれる。

 

<大洋を群れずに回遊する>

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

 

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