「武器になる哲学 著山口周」を読む

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コー・フェリー・ヘイルグループ・ パートナーによる知的戦闘力を最大化する「哲学の使い方」

表コンサルの修羅場で、一番役立ったのは哲学だった。

人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト

<エポケー>「客観的事実」をいったん保留する

<プリコラージュ>何の役に立つかよくわからないけど、なんかある気がする

<ペルソナ>私たちはみな「仮面」をかぶって生きている

<脱構築>「二項対立」に縛られていないか?

<パノプティコン>「監視の圧力」を組織でどう飼いならすか

<自己実現的人間>自己実現を成し遂げた人は、実は「人脈」が広くない

<リバイヤサン>「独裁」による秩序か「」自由」のある無秩序か

哲学というと「実世界では使えない教養」と捉えられてきたが、それは誤解。

実際はビジネスパーソンが「クリティカルシンキング」つまり現実システムへの批判精神を持つために、重要な示唆を与えてくれる学問である。

本書では「無知の知」「ロゴス・エトス・パトス」「悪の陳腐さ」「反脆弱性」など50のコンセプトを、ビジネスパーソン向けの新しい視点で解説。

現役で活躍する経営コンサルタントだから書けた「哲学の使い方」がわかる一冊。

第1部 哲学ほど有用な「道具」はない

本書といわゆる「哲学入門」の違い

なぜ、哲学に挫折するのか?

第2部 知的戦闘力を最大化する50のキーコンセプト

第1章 「人」に関するキーコンセプト・・・「なぜ、この人はこんなことをするのか」を考えるために

第2章 「組織」に関するキーコンセプト・・・「なぜ、この組織は変われないのか」を考えるために

第3章 「社会」に関するキーコンセプト・・・「いま、何が起きているのか」を理解するために

第4章 「思考」に関するキーコンセプト・・・よくある「思考の落とし穴」に落ちないために

表紙裏

本書といわゆる「哲学入門」と大きく異なる点は、本書で取り上げるコンセプトが、哲学的じゅうようせいよりも筆者という個人にとっての有用性を元に編集されている、ということです。

ぶっちゃけて言えば自身のコンサルティング経験から、筆者にとって「使えるか、使えないか」というだけの評価で編集している、ということです。

 

 

爪を立てる。

STEAM教育

Science

Technology

Engineering

Art

Mathematics

人との関係を保つための共通言語であったり相手をサポートできるスキルを持ったりすることが人間関係を円滑にしてゆくとすれば、教育の目的の幅を検討する必要がある。

という考えがあり実践している国があることも聞いてはいるが、それならこういう考えもある。

こんな都市伝説がある<日本の教育について初等中等教育は優秀だが大学教育にもう一つの部分がある。>

そうだろうか?

高等教育につながらない初等・中等教育が奥深い問題を秘めているのではないか?

そう解っている人は多くいる。

技術進歩による社会の変化が2つの変更を可能にしたらどうなるか?

1.      知識の外部化・・・暗記する必要が亡くなって覚えるという学習の比重がPC活用により記録やデータを外部化する

2.      経験のバーチャル化・・・疑似体験が実体験をほぼ完全化する(乗り物の運転など実際には未経験だが疑似体験により即実際の運転ができる

ヒトは何を学習するかを議論することになるだろう。

 

さて社会生活を送る成人が置かれたその環境(組織に属するサラリーマン、モノを売る・情報を売る自営業、タレントなど)によって日頃の判断材料は違うだろう。

例えば、不公正と感じる人間関係における正義とは・・・

組織内ルールにおける自由な発言を含む自由とは

人間関係が弱く孤立していると感じている人の信頼とか

人間関係の中で悩む自己実現と忖度の関係とか

ほかにも無数の順位はあるだろうが、

各人の持つ優先順位の高い問題から逃げることはせず、思考停止することなくコツコツ深めていくことが知Ⅹ庁外学習に許されている、いや求められている学習法なのではないか

そんな時に活用できる本。

この本から自分の納得できるところまで深めるための入り口になりそうな本。

 

孤独死の何が言えないのか?

残された関係者が後始末をするのが大変だから?

極論から導けば、孤独死した本人の問題ではない。

本人は関係者を作りたかったのか、それとも人と付き合いたくなかったのか?

どれ位までの自由を社会は容認すべきなのか?

自己責任を問う社会ならば自由を認めるべきだ。

これは二者択一の問題ではなく、選択肢が1から100まであるとすれば、答えはその中にある筈で合意が得られるところまで話し合いを深めてゆく。

そんなことも併せて考えさせる本だろう。

 

おまけ

本の題名<老いなき世界 (LIFE SPAN)>には老いなき世界で誰もが人生120年時代を若く生きられる!と言っている。

併せて本の題名<2030年すべてが加速する世界に備えよ>でも寿命は克服できると言っている。

この先は不死を想像させるが、問題はそうなる前に有る。

ヒトはまだ死ぬ覚悟もできていないのに、生き続ける覚悟なんてできるはずがない。

 

リスクを克服するには適応力と機敏さを持つことが必要だ。

 

キーワードの多くは表紙にあるキーコンセプトから引用

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

 

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