「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法 著グラント・サバティエ」を読む
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ニューヨークタイムズ、WSJ、ワシントンポストで話題の「ミレニアル世代の億万長者」が実証した具体的手段!
考え方から目標設定、節約。副業、投資まで全ステップがわかる。
裏
2010年、当為25歳のグラント・サバティエは朝起きると、自分の銀行口座に2.26ドルしかない事に気づいた。
それから5年、彼の純資産は125万ドルを超え、30歳ですでに経済的自立に達していた。
それまでの過程を通して彼が気づいたのは、お金や仕事、リタイアに関する従来の考え方のほとんどが間違っている、不完全、もしくは時代遅れだったということだ
・・・・(本文より)。
表紙裏
誰も自分の嫌いな仕事をしたり、家計のやりくりで悩んだりして人生の貴重な時間を無駄にすべきではない。
本書の目的
(引用)
本書はあなたが心から好きなことに人生のより多くの時間を使えるようより短い時間でより多くのお金を稼ぐためのやり方を教えてくれる懇切丁寧な手引書だ。
これまでは数十年間、9時5時の仕事を続け、さらに毎日の支出を切り詰めることで、ようやく65歳でリタイアできる権利を得られると言われてきた。
本書はそうした従来の定説にノーを突き付け、新たな考え方を呈示してくれる。
あなたが望む生活を実現するためには、これまでのお金にまつわる定説をすべて忘れろというのだ。
引用
本書の目標は、あなたができる限りリタイアできるよう手助けする事だ。
つまり自分にとって不満なことに対し<ノー>と言える人間になるために若いうちから経済的自立目標をもっている人の参考になるための本。
目指すは自分のしたいコトだけに集中するための努力を考える本ということになる。
組織の中で自分の力を発揮しようとか、組織の中で定年を迎えることに何の疑問も感じない人にとっては無用の本ともいえる。
心の内ではそう願っても行動に移せない人の空想には、お付き合いしてくれるかもしれない。
この本にあるポイント
執拗に自分にとって何が価値を持つか、その価値は自分にとって認められるのかと自分に問いかけられる。
期待年間支出の25倍以上の額を貯蓄する
できる限り節約してためたお金を投資に回す
前提としての株式市場のリターンは長期的に7%
自分の持つスキルが存在価値を高める
複利の活用、NISAや401Kの活用
副業を持つ(好きな事・情熱を傾けられる事に磨きをかける)
定期的に自分のスキルを棚卸する
爪を立てる
(引用)著者の言う私はやりたいことだけをして毎日を過ごすことのできる十分なお金と自由を手に入れているからだ。
という目標があるから早期リタイアを目指すわけだが<若い個人>が就職する、つまり組織に属し人間関係にもまれながら自己実現をはかろうとする人には適用できない。
(引用)年収が25000ドル以下であれば、早期リタイアすることはずいぶん困難だろう
野村総研の2019年データによれば、日本には5400万世帯あり、金融資産1554兆のうち超裕福層(5億以上)8.7万世帯・・・97兆円
裕福層(1億以上)124万世帯・・・236兆円
準裕福層(5千万以上1億未満)341万世帯・・・255兆円
アッパーマス層(3千万以上5千万未満)712万世帯・・・310兆円
マス層(3千万未満)4215万世帯・・・656兆円
この数字から見えることは2つ
努力しなくても挑戦できる人もいる。
寄せ集めれば大きな力になることもある。
個人的意見です。
これからイノベーションを継続して起こすために必要とされる人はこんな人ではないかと考えています。
著者が経済的自由を手にした人に聞いた話を借りれば(引用)
<経済的自立とはノーという自由でありお金の他の決断をする必要のない自由であり、死ぬときに覚ええているのはいくら稼いだか、何を持っていたかではなく、幸せな経験なんだ。
幸福と自由こそが人生の鍵で、お金はその手段でしかないよ。>
賛成です
努力するトコロに道はある。
著者曰く
会社の一部を所有するのは素晴らしい機会のように思えるかもしれないが、その成否は次の二つの要因に大きく左右される。
①その会社はこれから成長し、今よりもっと価値を持つようになると思うか
②あなたはその会社に残って、未来を見たいか
別の個所でこうある
あなたは銘柄選別の天才かもしれないが、それでも勝算は少ない。
株式市場全体よりも上昇が期待できる企業を調べ、分析し、投資する作業はその労力と時間に見合わない。
日本でコンスタントに年7%の運用ができるか?
自分の意図しない企業も含まれるファンドに投資することに違和感はないのか?
未来に残すものは(子や孫であれ社会一般にであれ)自分の価値観ににあったものでなければおかしくないか?
新しい投資家が生まれると、きっと世のなかは加速度をもってよくなる。
何より世の中を複眼的に見るスキルが養える。
信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています