『自分の頭で考える日本の論点 著出口治明』を読む
帯の広告
表
知識と考える力が身につく
先の見えないコロナ時代に必読の一冊
幻冬舎新書新刊
裏
l 日本の新型コロナウイルス対応は適切だったか?
l 新型コロナ化でグローバリズムは衰退するのか?
l 人間の仕事はAIに奪われるのか?
l ネット言論は規制すべきか?
l 公的年金保険は破たんするのか?
l がんは早期発見・治療すべきか、放置がいいのか?
l 投資は削他方がいいか、貯蓄がいいか?
l 自分でジャッジしよう!
l 裏表紙
玉石混交の情報があふれ、専門家の間でも意見が分かれる問題ばかりの現代社会。
これから自分で判断し、杭のない選択ができるようになるには、どうしたらいいのか?
「経済性ちぉゆは必要か」「民主主義は優れた制度か」「安楽死を認めるべきか」等々。
ベンチャー企業の創業者であり大学学長、そして無類の読書家である著者が、私たちが直面する重要な論点を紹介しながら、自分はどう判断するのかの思考プロセスを解説。
先の見えない時代を生きるのに役立つ知識が身につき、本物の思考力も鍛えられる。
一石二鳥の書。
表紙裏にある7点に関する基礎知識と考える問題点についてのポイントが簡潔に示されている。
生涯学習者としては一つの問題点に関して多角的にアプローチする方法が評価できる。
ただし、ここで取り上げられない問題に関しては視野に入らないことになる。
底は読者に選択権があり、この本の取り上げた問題が有用と考えれば購入につながるだろうし購入者は取り上げた論点に関しても優先順位をつけて評価するだろう。
爪を立てる
自分で考えてジャッジしよう!という帯広告に賛成する。
(引用)
2か所
①例えば社会や組織のリーダー的な立場にありながら、公の場で相手によって意見や態度を変え、言行が一致しないような人は、人間として信用できず、リーダーとしても失格だと思います。
②「言っている事の9割はデタラメだけれど、1割は正しいことを言う」人や、その逆のヒトは世の中にたくさんいます。(中略)
意見と人格を切り離して受け入れるのはなかなか難しいことです。しかし、音楽や絵画や小説などの作品を鑑賞するとき、わたしたちは作者の人格などあまり気にしないでしょう。
であれば政治家に求められるのは政治的手腕(政治家としてのスキル・人間関係を含む)と個人的な人格問題という少なくとも2面を持つことになる。
それは、政治家であろうと無名な市民であろうと、芸能人であろうと差はなく比重の問題になる。
芸能人や、芸術家は認めてくれる隠れ内科は相手の勝手という比重が高いグループとしては、芸能人や、芸術家が当てはまる。
一方、政治家や組織のリーダーは自分に責任を負かるよう委任状を突き付けるわけだから、<スキル+人格>が求められるグループだろう。
誰もがその比重のどこかにいる訳で、また芸能人が社会的責任のある仕事に軸足を移した時点でその比重も変わることになる。
生涯学習者が求めるのは両方(代表としての芸術家と政治家)が必要だ。
そしてそのバランスを常が常にその地位にふさわしい状態にあるかをチェックしている必要がある。それをマスコミに委託している訳でその情報を購読料やコマーシャルを見るという形で支払っている。
底が今壊れそうになって、判断材料をどう手に入れるか模索中なのではないか。
著者の意見に対し全面的に疑問!
日本の大学教育は世界で通用しないのかという行の中で15歳までは優秀なのに大学は低評価という部分がある。
(引用)
15代レベルの教育とは俗に読み書きそろばんと言われるような基礎力を養う田茂のものです。
著者はココを肯定的に捉えているが、そうではないと異論を唱えたい。
小学校は中学校に行って、より伸びる可能性を秘めた教育を行うべきであり、中学は高校に行ってより伸びるように、高校は大学に行って一層伸びるような教育をおこなうのが最良だろう。
小中高と頑張ってやっと大学に入ったのだから・・・ノビノビしたい。
そういう大学生は優秀な教育を受けてきたのか?
そうではない、押さえつけて、我慢させて基礎学習を身につけさせようとして高卒に分数が出来ないレベルで押し出しているのではないか?
皆でバカになる教育がまかり通っているのではないか?
限界を身につける教育をし過ぎていないか?
自分の言うことを聞くだけの若者を作っていないか?
優秀な人はそれをすり抜けたり塾で補ったりして成長を維持しているのではないか?
結果が全てとは言わないが、結果から見えてくる風景もある。
<前向き・上向き・フルスロットルで生きる人>をどれだけ育てられるかを教育の評価基準にしてくれる評価者はいないか?
世の中はPDCAからOODAに移っていないか?
補足
そんな<前向き・上向き・フルスロットルで生きる人>を育てる手段としてAPUの価値を認めているしこの本が9割の正しいことを言っていると認めながらの言い分です。
信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています
