「反日種族主義 日韓危機の根源 編著 李栄薫」を読んで考える

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確かに、日本支配は挑戦に差別・抑圧・不平等をもたらした。

だが、だからといって、歴史に嘘をつくことはできない。

勧告を震撼させたベストセラーの日本語版。

慰安婦・徴用工・竹島…勧告を愛する研究者らが実証的に検証。

日韓関係を危機に陥らせた数々の「嘘」を指摘した憂国の書。

ü  国益のためといって誤った主張に固執するのは学問の世界では許されない。

ü  事実に基づかず、事実の検証もしなかった大法院(最高裁)の「徴用工判決」

ü  もともと請求するモノなどなかった…‥請求権協定の真実

ü  独島(竹島)が韓国固有の領土であると証明できる証拠は一つも存在しない

ü  日本軍従軍慰安婦問題の実態を理解しない韓国側の責任の重さ

ü  日本人研究者が言い出した「日本軍慰安婦=性奴隷」説の誤り

ü  亡国の予感…反日種族主義の横暴に、韓国の知性と政治はあまりにも無気力である。

 

表紙裏

韓国の民族主義は、西洋で勃興した民族主義とは別のものです。

民族主義には自由で独立的な個人という概念がありません。韓国の民族はそれ自体で一つの集団であり、一つの権威であり、一つの身分です。

その為、むしろ種族といったほうが適切です。

隣の日本を永遠の敵と捉える敵対感情です。

ありとあらゆる嘘が作られ広がるのは、このような集団心性に因るものです。

すなわち反日種族主義です。

これをそのままにしておいては、この国の先進化は不可能です。

先進化どころか後進化してしまいます。

嘘の文化、政治、学問、裁判はこの国を破滅に追いやることでしょう。

そのような危機意識をもってこの本を読んでいただきたいと思います。

この本は、体当たりで反日種族主義、その巨大な文化権力に突進します。(プロローグより)

 

メモ

2019年11月21日東京内幸町・記者クラブ会見、李栄薫ソウル大名誉教授発言より抜粋、

<歴史は大きな費用を払ってこそ、ほんの少し進歩するのを許すのかも知れません>

<歴史の進歩は遅い速度でしか進まないのです>…含蓄のある、ちょっと寂しくなる言葉です。

 

言葉遊び

<ミネルバの梟は夕日に鳴くと言います>とこの本にあります

ドイツ哲学者へーゲルの言葉。『法哲学』序言にある。「学問というものは現実のあとを追うものである」を言っているのだと思いますがミネルバの梟は夕暮れに飛び立つのか、夜鳴くのか、著者の言うように夕日に鳴くのか?

 

同調圧力が日本より弱いと思えない韓国の学者がこの本を書いたことが一つの学術レベルを呈示した。

日本の歴史学者は吉本清治の評価、共通認識ができているのだろうか?

それを国民に考える材料として提供しているのだろうか?

 

感想:

爪を立てる

疑う

日本の腹黒い策士が韓国をはめようとしているのか?だとすればもうすぐ韓日関係の破綻を韓国から手に入れることができる。

そして韓国と付き合うには、日本海を介する方法もあるが太平洋アメリカ大陸、大西洋、ユーラシア大陸をあいだにして付き合う方法もあると提案できる。

それよりももっと腹黒く新しい方法で韓国から甘い汁を吸っている人がいないか?

 

過去を振り返るとは?

作られる記憶とは歴史が勝者の作る記憶だから、韓国が挑戦したいという誘惑を認めないわけにはいかない。

ただ問題は、理想社会が過去にあったと考えた瞬間、私の唱える歴史的拘束、地理的拘束に捕まってしまうことになる。

<歴史の進歩は遅い速度でしか進まないのです>であれば、歴史は前向きに作るもので、それはイノベーションに委ねるのが最良と考える。

 

この本の価値

韓国の研究者がこのままでいくと韓国がおかしくなってしまうという憂国の思いから書かれていることだろう。

日本人から見れば、ごく当たり前のようなこと(日本人が主張していること)も著者の一言<悲しいことに、この国の自由民主体制はこの国の低級な精神文化が管理できる力量外の贅沢品だ,という考えを拭い去ることができません>という言葉で乗り越えられている。

過去に理想を求めない韓国人がいる。

同調圧力は日本より高いかもしれない事を考えると地域的拘束性・歴史的拘束性を乗り越えた強く逞しい韓国生まれのヒトが群れつつあることを感じる。

 

不安なこと

歴史は作られる、自然科学の論文にあるデータや証拠と違って人文科学にある引用文献と言われる確たる証拠に一見みられることも、たった一人の情熱や価値観や狂気で作られることを公にしてしまった。

出来るのはヒトでありマスコミであり、公教育である可能性もある。

人文科学は説得力の強弱だけと言われてしまわないか?

日本には過去を振り返りながら未来を見据えている研究者がいるか?

 

 

 

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています

 

 

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