「シェア 著レイチェル・ボッツマン、ルー・ロジャース」を再読する

キーワード「<所有>するから<利用>する」

一刷2010年

帯の広告

<所有する>から<利用する>へ

ソーシャル・ネットワークが可能にしたFacebook時代の新しい経済。

シェア=共有、共感、コミュニティつながり…

忽ち大増刷!

2011年、最注目のキーワード

<コラボ消費>の3つのモデル

①製品をシェアする=サービス車、自転車、ブランド品、太陽光発電、P2Pレンタル

⓶物のサイクル・リユース=無料交換、ポイント交換、購入、P2Pスワップ

⓷ライフスタイルのシェア=お金、スキル、自宅、オフィス、手助け

ネットを通じたコラボレーションとコミュニティによって持続可能な経済=シェアリング・エコノミーが始まった。

<共有>からビジネスを生み出す新戦略

表紙裏

ハイパー消費社会が生き詰まりを見せ。モノや希望が見いだせない今

人々の意識は大きく変わり始めている。

 

インターネットによって評判経済が広がり、コミュニティの重要性が改めて注目されるなか、

何を持っているのかではなく何に「アクセス」できるのか、

どう「シェア」するかが「あなた」を定義する時代になる。

 

本書に登場する多彩なシェアビジネスのモデルは、所有かシェアかの二者択一

をあなたに迫るものではない。

デジタル時代の無料経済が新たなビジネスチャンスを生み出すように<共有>経済は

ビジネスの敵ではない。

ただ社会と経済のルールが変わったのだ。

 

加速するソーシャル・ネットワークによって生まれた、開かれたコラボレーション消費と

<シェアリング・エコノミー>の可能性とは…‥

 

この本の監修・解説も小林弘人氏なので監修者の考えを紹介(302~303)

21世紀はインターネット以前のパッケージ化されたものに根ざす文化と、インターねぅっと移行の常に変化し続ける、“万年評価版”あるいは“常に開発中”を標榜する文化が共存状態にある。

前者は大量生産時代の遺物でありながら、これからも続くだろうし、プロの供給者として希少資源をどう扱うか学ぶべきところもある。

後者はインターネット以降に浸透したものだ。

それが何を意味するかと言えば、ユーザーによる自己決定ができる文化が前提であるということだ。

完全パッケージ化された文化では、受け身の状態が普通だった。

しかし“万年評価版”の文化に関与した経験を持つなら、当然ながら前者との間に隔絶があり、そこからウェブに対する理解や立場の違いとなる場合が多い。

そして“万年評価版”の文化は無形の価値が中心なので、その本質を理解している人たち(世代は関係ないだろう)がモノ社会からサービス経済への構造変換における意義を鋭くかぎ分けるに違いない。

共有型経済が本書の言うような「カウンターカルチャーからカルチャーの中心」へと移行できるか否かは、自己決定能力をどう使うかにかかっている。

それな、クリック一つで世の中を良くも悪くも変えることが出来る為、当然のことながら自動車を運転するときのように責任も伴う。

そして本書はその力を知るプレイヤーたちへの新しい問い直しでもある。

 

著者の考えたこと<所有>からビジネスを生み出す新戦略

<所有>するから<利用>するへ、価値観の転換を説明。

この本も爪を立てにくい本です。

日本語版解説「共有<シェア>」から新しい流れへ… “チェンジ”にためにインターネットができること。

小林弘人とある日本語解説文があります。

FREEのときと同じパターンです。

FREEのときの紹介文にはなかった2010年より東京大学大学院情報学環で非常勤講師を務めるとあるので

そのための参考書?その時に使う解説文?

もしそうだったとすれば納得できる踏み込んだ解説でした。

 

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています。

 

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