」「ティッピング・ポイント  著マルコム・グラッドウェル」を再再読する

 

2019/05/21から再度読み返す目的「記憶の役割分担」が著者の言う信頼関係を超えてホロがるけ脳性はあるか?

という問題を考える為です。

 

第1刷2000年

帯の広告

あらゆる流行の感染には原因がある。

なぜ、ニューヨーク市の犯罪率は急激にダウンしたのか?

なぜ、地味な靴、ハッシュパピーは爆発的に売れ出したのか?

なぜ、{セサミ・ストリート}は人気長寿万軍に成り得たのか?

なぜ、無名作家の小説配置薬ベストセラーになったのか?

なぜ、急成長ハイテク企業ゴア社は<150人の組織>に固執するのか?

なぜ、ボルティモア市の梅毒感染率は1年間で5倍に増えたのか?

すべての謎を解く鍵は「ティッピング・ポイント」にある!

裏直感を疑え。“努力”はいらない。

正しい場所を軽く押してあげさえすれば、世界は必ず「傾く」のだ。

例えば

新製品をヒットさせるために

無名の著者の本をベストセラーにするために

営業成績を劇的に向上させるために

若者の喫煙率を下げるために

癌予防のメッセージを広めるために

低視聴率番組を立て直すために

選挙の得票率を上げるために

ある噂を瞬間的に伝染させるために

そして人を自分の思い通りに動かすために

貴方がやるべきことがわかる。

思考の転換を促す、世界各国で話題の書!

表紙裏

ティッピング・ポイント{THE TIPPING POINT}

あるアイデアや流行、もしくは社会的行動が一気に流れだし、野火のように広がる劇的瞬間のこと

ちょうど混雑した店にいる一人の患者がインフルエンザの蔓延を引き起こさせるように、小さいがツボを心得た一押しもまた、一夜にして新たな流行を生んだり、例えば犯罪率を低下させたりするきっかけになるのだ。

また、製品や考え方にごくわずかな修正を加えるだけで、それが爆発的な人気を呼ぶ見込みはぐんと高まるのだ。

そして、身近な環境の小さな変化によって集団行動を望ましい方向に「傾ける」のが、いかに簡単であるかを明らかにしよう。

落書きを消したら犯罪が激減したというNYの地下鉄の有名な一件がそうであるように、われわれは、大きな成果を上げるには大変な努力が必要と考えがちである。

本書が言わんとしているのは、機略に富む人間が力の入れどころをわきまえて梃子を使えば、一人でも世界を動かせる、ということだ。

 

今も使うキーワード

 80対20の法則

(背後に「ベキ法則」:活動の大半は一握りの事象によって遂行されるという現象を数学的に表す。)

ダンバー数(150)

社会的伝染に関する3つの役割:コネクター(社会的に川の役割)、メイヴン(データバンクの役割)セールスマン(説得する技術を持ったグループ)…‥人ないしグループの役割を分けて考えた。

交換記憶…他人を通じて情報を蓄えている…平たく言えば属する組織内に解決法を知っている人を知っている

 

疑問とする点

この本ではまだネット上の問題を取り上げているわけではないので、

後出しジャンケンになるが再再読した目的の質問。

ネット上で交換記憶が成り立つか?

(ネット上に“信頼”とは人格信頼でもシステム信頼でもない。(ある人間の全体)を信頼するのではなくパーシャルな信頼、例えば「ある部分的知識」とか「限られた情報」という信頼は成り立つか?

成り立つだろう時の条件

成り立つためにはその人の一定期間の履歴をオープンにしておくことが話を聞いてもいいかなという信頼関係を築けるだろう。

しかし意見の交換に関してはもう一つステップアップが必要なのではないか?

匿名の者との意見交換の様な一歩踏み出す「何か」がまだこの本の中に表現されていない。

個人と個人の間の人格信頼であっても、平等ではなく上下であったり、隠れた部分があったりする。

何より一人の人間が統一された人格ではなく不統一な多元的部分を持つ存在と考えられる。

誰とでも、どこでも関係を結ぶことができる反面いつでも関係を解消できる。

より信頼関係を深めるためには新しい関係の結び方の客観的なスキルの作成と普及が求められる。

今進行中の新しい関係についてのスタートとして

ティッピング・ポイントで言う(P226)交換記憶が成立するための心理学的前提…‥

相手の専門知識を信頼できるまで相手を知り尽くすこと。

そんな家族に存在するような親密さと信頼感を組織レベルで再構築する事なのだ。

という著者の交換記憶の存在を、インターネットレベルで活用できるか?

 

インターネットの普及がティッピング・ポイントの重要性をより大きくしていると考えられる。

記憶の役割分担は集合知を幅広く活用するための手段となる可能性を示しているが、この本では問題として取り上げられていない。。

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています。

 

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