『「5G革命」の真実 5G通信と米中デジタル冷戦のすべて 著深田萌絵』を読む

帯の宣伝

世界の「中国化」を狙う習近平、守ろうとするトランプ。

米中対立は日本のビジネスチャンスだ!

スマホもいらなくなる5G時代の仮想社会

5Gはサイバー空間の「核」だ!

技術覇権の争いではない、これは情報戦争だ

アメリカの「5G潰し」と「6G戦略」

反トランプ「シリコンバレー」の暗躍とスパイ企業ファーウェイ

ロボット掃除機がスパイになる?

「EⅤ車はエコ」の大ウソ

世界が必要とするセンサー技術

表紙裏

技術は世界を変える。

中国製5G通信が世界に浸透していけば私たちは統制された情報にしかアクセスできない人人口世界へと導かれてゆく。

すべてのモノによって、すべてが監視され、私たちのプライバシーは丸裸となり、

それが商業的、政治的な目的で利用されてゆく。

技術革命で起こる変化に対して、私たちは新しい技術で立ち向かうしかない。

(「あとがき」より)

 

メリハリをつけた話でした。

細かいところは(著者の経験等)判断しようがない。

その理由の一つに著者がアクターである要素が強い。

行動中に限られた時間と情報の中で判断してゆくときは自分の判断力が頼り。

そして構想力がそれを支えているという、はたから見れば危ない状態でも

今おかれた状態ではがベスト、と思って,

次の手を打ってゆく

アメリカと中国の貿易摩擦の裏はこうという話。

管理社会にどう向かってゆくかという問題の指摘!

有望なのは国内ではセンサー技術

著者が手にしている材料でベストな判断をするためには多少の思い込みとコントラストの強さよりも、突破力が求められる。

そんな気にさせる本でした。

 

「信頼」については敏感に反応するわけですが

神里達博著「ブロックチェーンという世界革命」で「データ信頼」という形でより信頼を世界に広げることが出来れば、「システム信頼」で受けなければならないストレスを、新しい形ですり抜けることができるかもしれないという可能性を呈示された。

ヒエラルキーのある情報の管理はより厳重な暗号化が必要で

この問題は100%という安心感がない。

そして情報を管理する胴元に圧倒的に強力な権力集中が起こる可能性が有る。

シンギュラリティを迎えるまでもなく、IT化による管理社会に対応するにはどんな解決法があるのか?

新しい提案はないのかと考えているところにブロックチェーンという話を聞いた。

その直後にこの本です。

著者は使用する

データを保存するメモリとエネルギーは有限の資源であることと51%攻撃の問題を上げ中断してしまっているブロックチェーンだが、これはイノベーションだけで解決できる問題と思うが如何?

(イノベーションだけとは、ほかの政治的、イデオロギー的な影響を受けないという意味です)

素人の私には情報を管理する胴元をなくす方法がほかに見つからない。

何かありますか?

一気に6Gってありですか?

もうちょっと先に何かありますか?

一度陥ったら復活できない、それ位監視社会に対する恐れを感じています。

 

目先の事として

ビックデータを活用するとは人間の無意識な行動や、群れとして動く時の特性などを分析できることになる。

それを大災害時の行動や、多くの人が集まる所での大火災などを予想して避難計画・評価項目作成時に活用する、消費行動の癖、など活用することで被害を少なく抑えることができる。

活用方法はいろいろあると思います。

その情報をだれが、どう活用するかを決めてゆくことが問題なのではないでしょうか?

 

とりあえず

監視社会ではない形での集団行動分析で社会を豊かにしてゆくための方法を模索する自由をキープする。

それには技術力でトップに立ち、自分で活用する力を持って社会に還元してゆく方法も併せて開発する事です。

判っている事ですが、

たまに「一番でなければいけないんですか?」と本気で聞く人がいる。

それを「是」とするなら、イノベーションを推し進める力とは別の力が必要と考えます。

技術力が2番でもよしとする社会でいるためには

例えば、海外からシステムや技術を導入する時には国内のコンセンサスとしてのルールをきちっと作っておくことが必要なのではないでしょうか?

(罰則や認めない具体例等のルール作りも含めて)

そのためには、技術開発する力を持った人材とは別の、社会に対する射程の長い想像力と構想力を持った人材が必要で、いまそれを育成するという合意と行動が必要になるのではないでしょうか?

(個人的にこちらの方がより難しいと考える。)

 

技術力なのか、社会を構成する人の民力なのか…両方ですね・・・・・片方でも難しい!

現実は厳しい!

 

引用P205弱者である自分が立ち向かうことを恐れる必要はない。

ゲームは「弱い」から面白いのである。

ベンチャーは「小さい」からこそ腕の見せ所なのだ。

著者は明るい!

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています。

 

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