「『年金問題』は嘘ばかり 著高橋洋一」を読む

「『年金問題』は嘘ばかり 著高橋洋一

ダマされて損をしないための必須知識」を読む

帯の広告

財務省、厚労省、金融機関が日ひた隠す年金の「真実」

「年金が危ない」と煽り立てて得をしている人々

プロローグ 「年金が危ない」と強調して「得をする」のは誰だ?

第1章 これだけで年金がほぼ解る「3つのポイント」

第2章 「日本の年金制度がつぶれない」これだけの理由

第3章 年金に「消費税」は必要ない

第4章 欠陥品「厚生年金基金」がつぶれたのは当然だった

第5章 利権の温床GPIFは不要かつ大間違い

第6章 「歳入庁」をつくれば奥の問題が一挙に解決する

第7章 年金商品の選び方は、「税金」と「手数料」がポイント

表紙裏内容紹介

「本当に年金をもらえるの?」…あなたはそんな心配をしていないだろうか?

しかし、年金の仕組みを理解すれば、その不安がトンチンカンンなことが、すぐにわかる!

気を付けなければならないのは、「年金不安」を煽り立てて、得をしている人がいること.

あなたの大切な「老後資金」を狙って、いま、多くの怪しげな言説が飛び交っているのだ。

しかし、本書を読めば、そんな言説に惑わされないための「常識」がすぐ身につく!

年金数理を熟知する著者が、難しい話を一切抜きにして年金のからくりをすべて明かす。

驚くほどわかりやすい年金入門書。

 

最近読んだ「ド文系大国日本の盲点著高橋洋一」の延長線上の興味です。

広告裏にある各章の紹介の中で、年金問題に関して興味があれば説明してくれる本です。

個人的に「信頼」というキーワードでモノを考えています。

この本で捉えられている官僚が本棟であれば、いまの行政システムに大きな不信感が起こって不思議はない気がします。

世界はそれぞれの国があって、法律があって行政があって、市民生活が成り立っている。

それを支えているのは法律ではないでしょうか?

法律が社会を支えるシステムとして機能するのは公平公正でしょう。

それを一番守らなければならないのが公務員だと考えています。

何故ならその人たちがシステムを直接支える人だからです。

そこに疑問があると言うのは2つの面で問題です。

第1点 守る市民が馬鹿を見るのではないか?

第2点 社会が効率的でなくなるのではないか?

という疑問です効率的とはみなが納得できる合理性です。

 

次にこの本では書かれていない年金の問題点はこんな感じではなかったでしょうか?

国民年金は第1次産業従事者と自営業者を対象に作られており、年金額が低く設定されているのは定年がなく働く場が確保できているから。

厚生年金は定年を前提にしたサラリーマン(公務員も含め)が定年で職を失った後の生活資金として…・

昔習ったような気がします。

それが、この30年で自営業、第1次産業の人がサラリーマン化した。

その人たちの待遇がパートであったりすることが多く、厚生年金のレベルに届いていないので不安がある。ここで抜けている問題だと思います。

だから定年延長だという主張には安易に賛成できません。

ここでは簡単に触れるだけにしますが、安易な定年延長は組織の劣化、新陳代謝の遅速化という大きな問題を含んでいませんかとだけ添えておきます。

年金問題は制度だけではないとあえて確信犯的に申し上げました。

 

この本のキモだと思っているのは著者の提案する歳入庁の導入です。

ぜひそうなってもらいたい。100%賛成です。

これによってシンプルな形になれば無駄が省けます。

官僚もこの本に対して改善するとかこういう理由で反対だとか説明責任があるように思います。

そして問題なのがプライバシーの問題です

税金の捕捉率にも関連しますが、個人情報って誰にも教えないのであれば、その人はいないのと同じだし、昔からお金を借りる時には預金も所得もすべて銀行の提出書類に書いていました。

そこで考えます。個人のプライバシーを知っている人は知っている。それを守るということは、プライバシーを侵害した場合「守秘義務を課す」といルールを侵している。

そこには大きな罰則を作成しておく必要がある。

侵害した場合の法的罰則を皆が納得できるようにしておけば、そう簡単に侵害されないが

法律を作っておかないには社会の怠慢だと言われても仕方がない。

と考えるわけです。

ビッグデータとして収集したデータ(個人の特定が出来ない様処理されたデータ)は学術的にも政策立案にも活用できるよう、収集した企業だけでなく第3者の管理のもとに活用できる手段を講じてはいかがでしょうか?(そんな専門家集団の育成はできませんか?)

それは社会に役立つと考えますが・・・・

それを組み立てていくのが法律ではないでしょうか。

実行するその前にこうなるのではないかその時はこういうルールが必要だと構想力をもった人を育てる必要があるのでしょう。

前回に次ぐ2度目のエールですが

高橋教授ぜひ、統治者を育てるだけではなく、リーダーの育成をお願いします。

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています。

 

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