「ホモ・デウス上・下 著 ユヴァル・ノア・ハラリ」を読む
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表
ホモ・デウス 上
テクノロジーとサイエンスの未来
NHKBS1スペシャル「“衝撃”の書が語る人類の未来」大反響!(2019・1・1放送)
『サピエンス全史』著者による世界的ベストセラー!
裏
優れた「サピエンス全史」よりも面白く読める、より重要な作品である。
カズオ・イシグロ(「ガーディアン・ブック・オブ・イヤー」より)
人類にとって何が待ち受けているのか、思慮深い考察を著している。
ビル・ゲイツ
貴方に衝撃を与え、楽しませ、そして何よりも以前は考えたこともないような方法であなたを考えさせる。
ダニエル・カールマン(『ファスト&スロー』著者)
科学技術の終焉か? 山際壽一(京都大学総長)
人類史と先端テクノロジーを見事に融合した傑作 佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)
表紙裏
世界的なベストセラー「サピエンス全史」は取るに足らない類人猿が、どのように地球の支配者になったかという、人類の過去についての物語である。
本書『ホモ・デウス』でユヴァル・ノア・ハラリは、人類の未来を描く。
人類は自らにとって最悪の敵であり続けた。飢餓と疫病、戦争を克服しつつある。
コンポ3つの問題を克服した我々は、今後不死と幸福、神性の獲得を目標とするだろう。人類は自らをアップグレードし、ホモ・サピエンスを、ホモ・デウス(「デウス」は「神」の意)に変えるのだ.
生物工学や情報工学などのテクノロジーを用いて、世界をそして自分自身をも、思い通りに作り替え、創造することを目指すのである。
それではこの神のような力は、全ての人々は享受するものとなるのだろうか?
あるいは富むものと貧しい者との間に、想像を絶する生物学的な格差をもたらすのか?
我々人類がどこへ向かうのかを、かつてないスケールで描く衝撃の書!
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ホモ・デウス 上
テクノロジーとサイエンスの未来
NHKBS1スペシャル「“衝撃”の書が語る人類の未来」大反響!(2019・1・1放送)
あなたは「神の人」か
無用者階級か……
裏
優れた「サピエンス全史」よりも面白く読める、より重要な作品である。
カズオ・イシグロ(「ガーディアン・ブック・オブ・イヤー」より)
人類にとって何が待ち受けているのか、思慮深い考察を著している。
ビル・ゲイツ(www.gatesnotes.comより)
貴方に衝撃を与え、楽しませ、そして何よりも以前は考えたこともないような方法であなたを考えさせる。
ダニエル・カールマン(『ファスト&スロー』著者)
科学技術の終焉か? 山際壽一(京都大学総長)
人類史と先端テクノロジーを見事に融合した傑作 佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)
表紙裏
生命科学者たちは、生物は遺伝子やホルモン、ニューロンに支配された、ただのアルゴリズムであることを明らかにしている。
人間の心や意識は、脳の中でニューロンが信号を発し、あるパターンに則ってデータを処理しているだけなのである。
我々は何一つ自由に選択などしておらず、意識や意志を持った「私」でさえも、虚構なのだ。
それならば、人工知能がノン減の能力をりぉゆがするようになったとき、そしてコンピュータがあなた自身よりもあなたについて詳しく知るようになったとき、資本主義や民主主義、自由主義は崩壊するのだろうか?
そのとき、あなたはこの世界に何を求め、何のために生きればいいのか?
過去の条件から自由になり、人類の新たな運命を創造することを可能にする。
全ての現代人必読の世界的ベストセラー!
ということで上下とも推薦者は同じ人です。
この本が言いたいことは上下巻の表紙裏に書かれています。
書かれている事だけで十分な人は当然います。
他に興味があったり、優先順位があったりします何しろ人には1日24時間しかありませんから。
私がこの本を取り上げたきっかけは「危機感なきルでガエル日本著経済同友会」で取り上げていたからです。
「危機感なき茹でガエル日本」という本に関してはスコス落胆していました。
というのも、経済同友会という組織は日本でも有力な企業経営者団体で、「Think Tank」ではなく「Do Tank」であるべきだと語っているのですから、もう少し世界のイノベーション分析や、日本が失った30年を分析してテクノロジーの分野で完膚なきまでにやられてしまったのは何故かという突っ込みが欲しいわけです。
どうのこうの言ったって、1億人が食っていくためにはここだけ頑張ればなんとかなるとか、観光で食っているうちに金の卵を産む鶏(ガチョウ?)を育てるビジョンがこうあるとか、とか少し尖がったことに踏み込んでくれると思っていたわけですが、前にも書いたように初級管理者研修テキストのような、当たり障りのないものになってしまっていると書きました。
具体的な問題提起にもならず、まして解決策は次の人に任せているのですから。
結果として、企業収益が外国に比べて上がっていないので、株価が上がらない。
政府の力を借りても上がらないので、証券会社は外国投資を進める。
といった、不安の解決に、何か光るものはと考えたわけです。
さてその中で、これはという気ワードとして見つけたのが「2045年のシンギュラリティ」と「ホモ・デウス 著ユヴァル・ノア・ハラリ」でした。
そこで、さっそくこの本になるわけです。
複数の本がシンギュラリティを一つの時間的なターニングポイントとして取り上げている。
出所が一つであれば、どの本も根は一つですが、違っていれば信ぴょう性は増します。
上級国民下級国民では格差が当然のように広がってしまう残酷な世界を描いています。
そしてそこでは「テクノロジーによる設計主義つまり現代社会が抱える難問を解決する敵のロジーが明日開発されても何の不思議もないというわけですが、その世界はテクノロジーが進んでいくスピードに人間の適応力がついていかず、機械が勝手に進化してしまい「技術」と「魔術」の区別がつかなくなり、知能は意味を失って知識社会は終わることになると橘玲は予測しています。
2045年に関してはこれからもいろいろな意見や本が出ると思います。
「ホモ・デウス」「神の人」キーワードです。
人間の知識、記憶の外部化と経験の内部化はコンピュータとバーチャルリアリティで確実に進んでいる。と考えています。
2045年以降より豊かな社会とはどんな社会でしょうか?
信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています。
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