「米中ハイテク覇権のゆくえ NHKスペシャル取材班」を読んで考える
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表
躍進する中国 反撃のアメリカ
{AI}「5Gで加熱!?
対立の最前線を徹底取材‼
裏
技術をめぐる「新冷戦」の時代!
「製造強国」化する中国 AIを制するものが世界を制す
「海亀」とは何者か? アメリカの技術を持ち帰る若者たち
「5G」をめぐる攻防 ファーウェイとアメリカの危機感
「ドル」を倒せ ブロックチェーンがもたらす新たな金融秩序
「日本は困難な選択を迫られる!」イアン・ブレマー氏緊急提言
ホットな本です。NHK取材班ならではの内容と感じます。
というのも、ZERO to ONE、限界費用ゼロ社会、フリー、シェア、パブリック、インターネットの次に来るものなど、NHK出版の本には好奇心を刺激されるテーマで存在感を感じています。
現代のテーマに関してのアプローチ方法は、個人や小グループでの構成と突破力ではなくてはならない存在とも感じて、気になる出版社の一つだからです。
ここでは受信料がどうのという問題は横に置きます。
何故ならNHKの取材というのは番組作成の為で書籍はその副産物ではないかと考えてはいますが、じゃあその経費関係はと考えても最初の一歩をどう進めて良いかわからないからです。
この件はその道に明るい人の意見を聞きたいと考えています。
さて
FAGAを超える「ブロックチェーン」と「5G」技術が次の世界的インフラを作ってゆくというストーリーで、主役はアメリカと中国。
Life after Googleでグーグルのビジネスモデル(消費者は無料でグーグルを使用しているのではなく時間で支払っている))が理論的に崩壊するという可能性を確認させてもらいました。
仮想通貨の価値が乱暴に上がったり下がったりする、世の中に定着するのかしないのかとまだ議論している人がいます。
中央銀行の役割の大きな部分をもぎ取られるのはいかがなものか(通貨発行権)と考えている利害関係者もいると思います。
でもこの本の取材対象がいわゆる銀行口座を持たない人にもスマホさえあれば支払いや送金ができると教えています。
ブロックチェーンが仮想通貨だけのものではなく社会インフラになりえることを証明しています。
5Gが今までの規格以上に注目されているのは「超低遅延」と「多数同時接続」という特徴で産業界のサービス形成に欠かせない。
ということはこの2つの技術に関連する会社の株を買っておけば必ずそれなりの成果を出すということは見えている。
2つの技術が社会にどう認められてゆくか、リスクもこの本に書かれているが、グローバルが進みにくくなっている。
平たく言うと中国が先端分野で覇権を狙っている。
アメリカは損保挑戦に危機感を持っている。
80~90年代、日本がその昔アメリカに挑戦した(?)時よりも中国の挑戦の方が手ごわい。
それは国内に10億以上の人口という市場を持ち、アメリカ留学によって技術移転を遂げ、いよいよキャッチアップ体制から独自の技術開発に乗り出そうとしいている、という世界に対する分析がこの本にあるのではないでしょうか?
そうすると、中国には香港やウイグル、最先端の個人認証技術による管理社会、アメリカには、関係国との連携や、劣化する民主主義をどうしてゆくのかなど、
根本的なことを<スラッと聞くなよ>的なことをの本は問いかけてくる。
そして今後を占っている気がするでも日本が難しい立場に立つと言うだけでは問題提起にならない。
個人的にですが、人間と人間の間にある問題は人と人の話し合いで解決できるものではなく、技術が良くもも悪くも解決する、結論を出すと感じています。
投資家ならアメリカに賭けるか、中国に賭けるかを聞かれたとしてもあまり驚かないでしょう。
だって分散投資という手があるのだから。
そして次の質問にどう答えるかが問題です。
アメリカと中国に分散投資をするとしてその比率は?、日本には投資するのか?
という質問が追いかけてくるはずです。
その答えが、その人の得る配当なのではないでしょうか?
世界は分断化され、グローバリゼイションの時代は終わる。
と言っていますが、まだ本当のグローバル化が進むには時期尚早で、世界が一つになってしまうと改革が難しいの。
いくつかのグループが競い合う位のほうが、全体が良くなる可能性があると考えるのは身勝手すぎるでしょうか?
信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています。
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