「ファスト&スロー 著 ダニエル・カールマン文庫上下巻」を読む

上巻帯の宣伝

東大で一番読まれた本

東大生協本郷書籍部2014年9/1~30文庫ランキング1位

人間の意思決定メカニズムを徹底解剖する行動経済学の世界的ベストセラー

 

松井彰彦氏(東京経済大学経済学部教授)

人間は必ずしも合理的でない。

ではどうして合理的でないのか。

本書を片手に、人間のファストな「直感」とスローな「論理」を理解しよう

 

森山和道氏(サイエンスライター)

自分の心が思い通りにならない理由は何だろうか。

石けぅっていのメカニズム。

心の成り立ちを知りたい全ての人に。

 

裏表紙の紹介

整理整頓好きの青年が図書館司書である確率は高い?

30$を確実にもらうか、80%の確率で45$のほうが良いか?

果たしてあなたは合理的に正しい販Ⓓンを行っているか、本書の設問はそれを意識するきっかけとなる。

人が判断エラーに陥るパターンや理由を、行動経済学、認知心理学的実験で徹底解明。

心理学者にしてノーベル経済学賞受賞の著者が、幸福の感じ方から投資家・起業家の心理までわかりやすく伝える。

 

下巻帯の宣伝

東大で一番読まれた本

東大生協本郷書籍部2014年9/1~30文庫ランキング1位

プライベートやビジネスでより良い決断への道筋を示す必読のノンフィクション

 

西内啓氏(統計家「統計が最強の学問である」著者

本書を読めば新たな視座から、人間を、そして自分自身を理解できるようになるだろう。

 

柏野雄太氏(バクフー代表取締役社長

職業人がより良い意思決定をするための実践的指南書。

バイアス研究の権威が噛砕いて伝授!

 

表紙裏

私たちは日々どのように意思決定を行っているのだろうか?

カーネマンによると、直観的で感情に根ざす[速い思考]と合理的で努力を有する「遅い思考」の相互作用だと言う。

2つの思考の特徴を分析し、人がいかに錯覚に陥りやすく不合理な決定を行うかを浮き彫りにする。

プライベートやビジネス、政治における、より良い決断への筋道を示し、あなたの人間観,世界観を一変させる21世紀の新たな古典。‥解説/友野典男

 

よくできた帯の宣伝と表紙にある解説、これだけで著者の伝えたいことの概要は理解できる。

そのうえでより詳しく知りたいという好奇心の深度の深い人は手に取って損のない本だろうと思います。

要は、人間は日頃直感と合理的判断という2種類の判断で生活しているのを、具体例を挙げて説明している。

4文字学問をかじる場合、つらいことがあるのはこんな本にぶつかった時です。

というのも、最近読んだ本の中に参考にすべき必読書として挙げられていて、文庫を読んだわけです。

下巻の最後に2冊の本の宣伝があって一冊は「貧困の終焉」、もう一冊は「予想通りに不合理」で

 

こちらの紹介には…行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

行動経済学ブームに火をつけたベストセラーとある。

 

この本は2008年日本語で出版されていてファスト&スローは2012年には―カバーが出版されている。

「経済は感情で動く著マリオ・モッテルリーニ」も2008年に出版は開始されている。

前に紹介した1998年に発行された「市場と感情の経済学著リチャード・セイラー」が「行動経済学入門著リチャード・セイラー」と題名を変えて出版されている。

この頃行動経済学が宇も出した成果の集積があったのではないかと勝手に推察してしまう。

行動経済学の場合厄介なのはそれぞれが具体例で話を進めているところで、近いテーマでも少しずつ違ういわゆるサラミスライシング戦略とでもいうべき内容が生まれやすかったのではないか?

結果として数多くの研究者が博士号を取ったり、数多くの学術論文が生まれたりするという意味で良い学問だったりしたのではないか?と勘繰ったりします。

何が言いたいか

そろそろ行動経済学の「キモ」みたいな症例をまとめた教科書的なもの出してもらえませんか?

知的好奇心はここにだけ留まるわけにはいかないのだから。

経済学の立ち位置は「合理的」だったような気がします。

 

信頼とは何かを考えながら、書籍を媒介にして、生涯学習が行動の糧とするような前向きな発言を心掛けています。

 

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