「プラットフォームの経済学」を読みながら
投資家の目で、日本の組織がこれから越えなければならない課題を2点考えている。
第1点
高齢化による組織の新陳代謝に時間がかかり、動物としての人間が最も活躍する時を逸してしまうのではないか?
政治は年金を中心に考えるから70歳まで働けというだろう。
個々の組織はそれを受け入れたと同時に、問題解決の具体策を出さなければならない。
生涯賃金を変えずにフラット化するだけでは問題解決にならない。
何より組織としての若さを維持できるのか?を心配する。
第2点
いろいろな組織のリーダーがのし上がったり、選ばれたりしてピラミッドを作ってきたが、
振り返ると評価方法や選択方法に問題があったのではないか?
そうでなければ、メイドインジャパンの製品が、自分で作った規格を守っていない説明がつかないのではないか?
独占企業だったから金銭的な問題はなかったと考え、例を挙げると、東京電力の幹部だった人は、東京電力に何を残そうとしているのか?
組織の新陳代謝が遅れても違う形でやっていける制度を残すとか、新しい種をまいておいたとかあればいいが・・・・
法的責任はともかく、今働いている東京電力の後輩になんらかのプラスの財産を残していないなら、何のためにリーダーだったのかの評価は厳しいものになるだろう。
組織そのものを解体して新しいモノを作るほうが組織内の人も、組織外の人もそうするしかないような風が、東京電力以外にも漂っているような気がする。
そんな組織に残って次を背負った人には「現状維持バイアス」が働きすぎてしまわないか?
何に投資するか?
「プラットフォームの経済学」という本だけでなく、「GAFA」を新しいインフラと捉えて
世の中には新しい社会システムが出来つつあると捉えて、多くの人がその波に乗ろうとしている。
それなのに、過去の清算もつかず足元がおぼつかない組織もある。
投資家のスタンスでモノを見ると、2周遅れで走っている気がする。
一周目:不祥事が多すぎて後ろを見ながら走っている。
二週目:問題を深掘りし、情報を供給するシステムがなく世の中に現状維持バイアスがかかってしまっている
そう感じてしまうときに、人工知能を活用する人事評価方法が提案されている。
薄日が差し込んでいるように思える。
まだ出会っていない本に期待できるのは幸せだ。
自分で出来ない事に誰かが挑戦してくれている。
そして何より投資家の目線とは、将来に何を残すかに関しては実践できる手段と考えている。
投資家の目とはフットワークの軽さも身につけている消費者ではないか。
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