アンポンさんという人(バンコク1)

バンコックに行ってアンポンさんというガイド兼通訳にあった。

バンコックにと言っても当然団体旅行で、同年代とやや上の12人

山岳少数民族出身で奥さんは華僑系で専業主婦。

58歳で孫がいる。

日本語は独学で学び資格を取ったそうだ。

聞いてみた「通訳が話す言葉の割合を」

100人の通訳がいれば大雑把にとらえると、80人が英語、中国語が10人、日本語3人、ドイツ語3人らしい。

日本語の通訳の特徴は、競争がなくて安定しているが、1回の期間が短い。

そこに行くと英語の通訳は、競争は厳しいが体には良い。

何故なら、一回の滞在数が20日間くらい。

要は、日本人の旅行は朝早くから夕食の後までスケジュールがぎっしりだが

20日間もいる人はそのペースに合わせて行動できるので健康的と言う事らしい。

その通り、旅行者としてもきつかった。

 

 

アンポンさんの口癖「日本人になりたい」

自分は日本が好きで日本人になりたい。タイは日本より30年遅れているが自分は日本を知りすぎたと笑っている。

最近タイを旅行する日本人はリピーターが増え、目的や対象がしっかりしていて専門的な質問が多く大変らしい。

そんな日本人の事情と、タイの人に余裕が出来てきて観光で日本に行く機会が増えて、12月には東京、箱根、日光に行くので楽しみにしていると言っていた。

バンコクの外国人宿泊用ホテルにはNHKの放送が提供されているが、一般家庭で見ることはできない。

家電や車はメイドインジャパンがあふれるように在るが、タイの人は日本の事をほとんど知らないことを残念がっていた。

寒い国らしいから冷蔵庫に入って、耐寒訓練をしてから行けという笑い話を話すアンポンさん。

日本語を習ったことで日本を知り、日本が好きになる。

やはりソフトの定期的提供はその国を理解する為の必須アイテムのようだ

 

子供を見守る仏像にはドラえもんが供えてあった。明らかにコピー商品だった。

 

参加者の感想は、アンポンさんが日本的風貌でもあり、

「日本に行くと苦労しますよ。だって日本人がタイの人を引率しているとしか見えないから」

 

上手い自己紹介だった。

その人の知りたいことをまず情報公開する、そしてみたいモノを見せ、聞きたいことを話すプロの仕事を見た気がした。