質問89.『あなたから出世欲や競争心がなくなったら、どうなると思いますか？』
こんにちは、河合です。
今日は、
「なぜ出世欲や競争心が存在するのか？」
についてお話します。
今回の記事を読めば、
あなたは
ムダに出世欲や競争心に
とらわれなくなります。
…
あなたにも、
「認められたい」とか
「出世したい」とか
そんな欲はありませんか？
僕にはあります。
でも、以前ほどじゃないです。
それは、僕に
「分離感」がなくなってきたから
だと思います。
分離感は、
「自分と他人との境界」
ともいえます。
「なんであいつだけ
上司にチヤホヤされるんだ？」
「なんであいつは
俺より金持ちなんだ？」
分離感は、
嫉妬や羨望の源であり、
あなたの視点を
内面から外面へ向け
結果として、
あなた自身の人生を
生きられないようにしてしまいます。
もちろん、
分離感に伴う
出世欲や競争心は
いい面もあります。
出世欲や競争心のおかげで
あなた自身も成長できたのかもしれないし、
いろんな面で
この日本が豊かになり、
便利になったことは確かです。
しかし、
出世欲や競争心が
大きくなりすぎると、
本来の人間のあるべき姿が
見えなくなってしまいます。
実は、人間には、
本来、境界はありません。
肉体的な縛りがあるから
そう思うだけで、
実は、精神の奥底ではつながっています。
僕たち人間は、
一人一人、手の指みたいなもんです。
親指、人差し指、中指、薬指、小指、
それぞれの指に個性と役割があっても、
手のひらではつながっていて、
さらに、手首、肘、肩と
一つの「体」を作っているんです。
前に書いた記事
「あいつがやってくれている」
でも書きましたが、
誰かが、上司からチヤホヤされたとしても、
それはあなたがチヤホヤされているのと
本質的には同じことなんです。
誰かが、
おなたよりもお金持ちだったとしても、
あなたの代わりに
お金持ちになってくれているんです。
これが深いところで理解できると
出世欲や競争心は薄れていき、
それにとらわれて
苦しむこともなくなります。
ただただ、目の前のことに
集中して
「今」を生き切ることができるようになります。
分離感がなくなったとき、
あなたは今よりもっと
楽に生きることができ、
自分の役割、使命を
見つけやすくなっていると思います。
今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございます。
心から感謝します。