つい最近、こんな記事が配信されました。
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山梨県内に四つあるがん診療連携拠点病院のうち、富士吉田市立と山梨厚生(山梨市)の2病院が、国が指定要件を更新する2010年4月から指定を外れる見込みとなった。必須となった高性能機器を購入する余裕がなく、導入を断念したため。両病院とも従来通りの診察体制を維持する方針だが、拠点病院という「看板」が外れることで患者が減り、県全体の診療体制に影響が出る可能性もある。
厚生労働省が08年3月に都道府県に通知した新たな指定要件では、放射線治療と薬による化学療法の両方を実施していることが必須となった。放射線治療では「リニアック」という機器を用いるよう示した。
リニアックは、放射線を患者のがん病巣に当てて治療する機器で、本体は3億円程度。07、08年度は、導入する病院に国が半額近く補助金を出していたが、09年度はなくなった。
県内には、県立中央、山梨大医学部付属の拠点2病院のほか、市立甲府病院にも設置されている。他県より導入は遅れており、山梨大医学部によると、人口100万人あたりでみると全国で最下位の台数という。
富士吉田市立病院は、リニアックを入れるには施設の増改築も必要で計10億円規模の経費が見込まれることから、導入を断念した。同病院は「10億円近い累積赤字がある中、新たな巨額の支出は難しい」としている。
山梨厚生病院はもともと放射線治療を実施していない。リニアックを導入しない理由について、「経費がかかりすぎる。導入したとしても専門の医師を派遣してくれる保証もない」としている。
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もちろん、地方の病院でも、たとえば独自の緩和ケアやいくつかの病院で連携してリニアックを設置したり、佐賀県や福井県などのように、最先端の治療方法である粒子線治療施設の導入などを計画している地域もある。
国では、地域格差をなくすため、あらゆる施策を実施しているが、上記のように、「導入したとしても医師の確保が」なんて言っている医療機関には、少なくとも今後はガンの治療はご遠慮して頂きたいものです。
もし、ガンと判断する場合にも、再度、精度の良い検査機器のある病院への積極的な紹介を進めてほしいものです。
また、この記事をごらんいただいている患者様には、是非、セカンドオピニオンなどを積極的に受けられ、最適な治療環境を整えてほしいと思う今日この頃です。(とくに、地方で治療を進めている方)
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