ご無沙汰しました
ご無沙汰してました。
しばらく本業が忙しくパソコンに向き合う時間がなく
今日になってしまいました。
我家の小川で25日源氏ホタル1匹と平家ホタル3匹初飛びしました。
みんなが言う様に、今年は少し早い様です。
翌日も飛び交うホタルが増えているかと見ていたら、
前日の平家ホタル2匹、小川の周りに飛んでいたかと思うと、
いきなり高く舞って敷地外に飛び出し、結局戻りません。
源氏ホタルは戻って来るのに、平家ホタルは、つくづく薄情だと思った。
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W田中 外に耳を傾け、まい進することを誓う!
思っていた通り、自然派の(-)田中、日本庭園の達人(+)田中、
それぞれの違いが出た作品ができてきた。
早速、事務所、家庭で飾り、みんなの意見を聞いた。
さまざまな意見が出た。
「いい。うちにも欲しい。」 「別に!」「涼しいそう」 「いくらなの?」
など、興味のある人は非常にほめた。
しかし、興味のない人は反応がない。
W田中は、「これは単なる飾りじゃないよ。
ここから時期が来るとホタルが飛ぶんだ」と強く強調した。
すると又、「別にー」の人は、「いいね」と少し変わった。
これらを聞いてW田中は、「自宅で簡単にホタルが飛ばせたら
やってみたい人が結構いるんだ」と思いました。
ただ自分達はうまくいったが、他の人が簡単に自宅で飛ばせるかと言うと
水をきらせたり、置き場所の環境によっても色々違いが出て、
全ての人が楽しむには、もっと色々な人の意見を
聞く必要があると感じました。
これからもW田中は、より確実なものを完成させる為、
今後も(+)田中、(-)田中のコンビで続けます。
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で
私たちの作品を見ることができますので、興味のある方は
アクセスして下さい。
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開発を1本にしぼる!
正直、あっけなかった。
2人のパピルスおじさんが、4畳半でホタルを
飛ばすことに奔走したここ数年を考えると・・・。
でもホタルを飛ばすことには成功した。
しかし、2人の目の前で飛んだのなら喜びも
ひとしおだったが、知らないうちに飛んでいた。
でも、世の中こんなこともあるかも・・・。
これで、それぞれが目指した屋外、屋内の
見通しがついたのだ。
その後、ビンに入れた5つのうち4つは飛び出した。
さっそく2人は今までそれぞれに担当した開発を、
屋内一本にしぼり、W田中で進めることにした。
室内のどこに置いても、しっとりとして、
その場に溶け込むもの、そしてそこからホタルが飛び出す。
そんなものをあらためて求めた。
2人がたどりついた器、それは意外に近くにあった。
地元の焼き物だった。
色々と問屋を回り、形、色の違ったものを集めた。
そして、それぞれの作品作りに入った。
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四畳半にホタルが飛んだ!?
思った。
考えられるのは丸いケースに植物を植え、
水を流しホタルの幼虫を入れていた。
ここから飛び出したのだ。
このケースは、ネットもなにもなく、
部屋に置いていたもの。
“こいつら(ホタル)”いつの間にかケースの
中の陸地にもぐり、時期が来て飛び出した。
「やったー!やったー!」
俺の作った小さなケースの中の自然で、
勝手に水から上がり、土にもぐり、
そして飛んだんだ。
俺の部屋で、このごちゃごちゃした8畳の部屋で
(すみません。題名かっこよくと思い4畳半にしました)
はじめて勝手にホタルが飛んだー!やったー!
うれしくて、早速(+)田中に電話した。
喜んでくれた。(意外と素直だった)
↑ビンの中で羽化したホタル
↑四畳半に初めて勝手に飛んだ器
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もしかして・・・・・
20年5月27日の夜、
部屋にもどって電気を消して寝ようとして、
寝床から窓にかかったカーテンの方を見たら、
裾の方に光が見えた。
よーく見るとホタルが1匹とまっていた。
最初、小川のホタルがまぎれこんだのかなーと思った。
しかしよく考えると、小川のホタルのために
カーテンはひきっぱなしで、昼間はクーラーを
いれているから窓も閉めており
外から入ってくるはずがない!!
思い当たったのは、しばし忘れていた人工的に
もぐらせたホタルのビン。
そぉーっと見てみると、1つだけネットの中で
光っていた。うまくいったのだ。
でも後はまだ光ってなく、ビンの口にはネットが
かかっており逃げ出した様子はない。
↑人工的にもぐらせたビン
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W田中 同じ感動を共有する!
(+)田中が進めていた屋外での最小限の
スペースの方も、色々と彼らしく苦労し、
成果が出て来ていた。
特許にかかわった石炭灰の固形物は
ホタルの養殖には、大きさとざらざら感が
いいらしく、浄化も兼ねて今後使用できる事、
又、大きな樹脂ケースは、少しかたむけて
置くことで陸地の湿気が適度に保てた。
中に専用のケースを入れる必要もなく、
木の枯れ等がなくなり、この事が
“室内でホタルを楽しむ”を担当する
(-)田中の私には大きなヒントと助けになり、
今までどんなに自然風な植物を配置しても、
外側に装飾しても変わらなかった
食器ケースから脱却するきっかけになった。
それはケースが深く無くても大丈夫と
言うことがわかったからだ。
↑石炭灰を用いた浄化材
又、(+)田中は同時に大きな感動も得ていた。
樹脂のケースの小さな自然ではヘイケボタル、
ゲンジボタルが自然に繁殖し増えていた。
ホタルが飛ぶ頃に繁殖のためネットをかけていたが、
ある日(+)田中は見てしまった。
わずか60cm × 90cm程のケース。
ある夜、(+)田中は外のケースをのぞいて、
言葉が出なかった。
無数のヘイケボタルが小さな光を
放っていたのだ。
(+)田中に言わせると
「星空なんてものじゃない!」と興奮して語った。
(-)田中は、生まれてすぐの幼虫が
小さな箱で光り、星空以上の感動をしたが、
これで50歳後半のW田中は共通の感動を得た。
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2つの小川にホタルが飛んだ!
20年5月23日、我が家の小川に
ホタル第1便が飛んだ。
いつもより早いピークは、6月4日~5日でした。
なんと最大で75匹飛びました。
ピークに来たお隣の夫婦も、遊びにきていた孫も、
おじいちゃんがホタルをつかまえるのを見て、
はしゃいでいました。
夫婦も感動していました。
やはり、ホタルは触ってみたいですよね。
75匹で乱舞とは言えないかも知れませんが、
私には乱舞に思えました。
↑我が家の小川
↑我が家の乱舞
同じく善光寺からも電話があり、住職も奥さんも
「飛んだ!飛んだ!」と大喜びでした。
早速、新聞社が来たそうです。
数は20匹と少なかったですが、
おそらく来年はもっと増えて自然サイクルが
できてくると思い、W田中、喜びました。
又、かなり自信もつきました。
↑善光寺半年後
↑毎日新聞より
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思いもよらぬ邪魔者が・・・
あるとき、(+)田中から
「どうも俺のところの飼育ケースにカワニナの
殻が多い。ほたるが食べたにしては多すぎる」と
言ってきました。
実は私も同じ事を感じていました。
原因は“ヒル”でした。
最初にカワニナの養殖用に川で捕ってきたものに
ヒルが付いており、それらが繁殖して
カワニナを食べていたのでした。
その後、エサ用に与える時はよく見て飼育箱に
入れるようにしました。
又、その時ホタルの幼虫が死んでしまうことがあり、
一時はヒルと疑ったのですが、
試験では、同じ器にホタルとヒルを入れたところ、
少し大きくなったホタルだったからかも
しれませんが、ヒルがホタルを死に至らすことは
ありませんでした。
↓ カワニナに張りついたヒル
↑ 順調に育つホタルの幼虫
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台本通りに動かないホタル達・・・
すぐに土に潜るものと思っていましたが
夜入れて朝そっと覗いて見ると
5つのうち体が見えないぐらい
浅く潜っているのが2つ。
あとはまだ土の上です。
あくる日、4つはそれなりに姿が見えなかった。
しかし1つはいまだに土の上。
なんか弱っている感じで、やむなく1つは
水に戻し代わりを潜らした。
解ったのは、意外と潜る深さが浅い。
3㎝~5㎝ぐらい。
流れの傍に作った潜る為のケースは
土の中が見えるように細工した。
しかし予想した方に潜らず反対側に潜り
せっかくの見える仕掛けが生きなかった。
色々調べたがどれくらいの湿気が必要なのか
記述がなく、勘で時々水をやるようにした。
しかし置き場所、土の種類で乾きが違う。
とうとう1つは下の方に水が溜まり
じゅくじゅくにしてしまった。
ひとつは逆に乾燥させてしまった。
とにかく今さら掘り出すわけもにもいかず
瓶の回りを杉皮でくるみ乾燥を防いだ。
しかし自然の雨がなしで人工的な水分調整は
至難の業のような気がしてきました。
今ある試験中のものも、ホタルには
申し訳ないが、時期が来て無事飛び出すものが
いないのではと思いました。
それ以外にも事務所に置いた試作の流れの水が
なくってしまったり、なぜか事務所が水びたし。
よくみると、ケースの水がスッカラカンだったり。
犯人は吸水口に詰まったゴミやホタルのエサに
入れたカワニナが上流の水の出口のパイプに
潜り出口をふさいだり・・・。
中々予期せぬことが起こります。
↑ もっと右に寄ってよ!
↑いつになったら潜るの?
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いよいよ うつわ内での巣立ちの確認に入る!
(+)田中はその後、植木畑の法面の湧き水?
いや、染み出しの水を利用し、
自然の水を使った飼育場も
あっと言う間に作ってしまいました。
生まれたばかりの幼虫を2万匹程入れました。
私用のも準備してくれ、私も2千匹程入れ、
それぞれのやり方で今後の為に管理する事にしました。
しかしつくづく(+)田中の行動力と速さには、
感服です。
私(-)田中は、その後食器入れのイメージを消すため
周囲を木の皮や竹等で装飾をいくつか試みました。
器も丸い食器入れに変えて試作を繰り返しました。
しかし上からの眺めはいいが、
何となくしっくりきません。
時には流れから水が漏れ、木が過湿で腐ったり
ちょつと忘れると木が乾燥で枯れたり。
↑↓(-)田中試作2号
でもとにかくこの中にホタルの幼虫を入れ
時期が来れば器に設けた土にもぐり、
無事飛び立つのかの試験を始めました。
↑ホタルをもぐらす試験1
↑ホタルをもぐらす試験2
何種類かの土を用意してそれぞれを
のりの空き瓶に入れ、上にはネットでふたをして
飛び出してもわかる様にしました。
時期が来たので十分に成長した幼虫を
少し湿らせたそれぞれの瓶に入れました。
しかし想像していたのとは随分違っていました。
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