大好きな 秋さんへ | 木を見るな、森を見ろ!!

大好きな 秋さんへ


私は秋、大好きです♪

騒がしい夏の終わりを受け止めて、寒い冬が待ってても
あなたは怖れたりしない。

赤くなるのは頑張っているからでしょ。


色鮮やかにみんなを楽しませたら、葉っぱを落として休んで良いんだよ。

そのふかふかの葉っぱをベッドに、
また新しいドキドキが生まれるんだから。


根っこと根っこで繋がってようよ。

すんごい嵐が来たら、土ん中で手を繋いで耐えよう。

枯れたら、こっちのお水分けてあげるよ。

また立ちたいと思うなら、いつだってココにいて手を引っ張ってあげる。

私の足元に咲いたお花、種を分けてあげる。

みんながいたから
咲いたお花だからね。


きっと、みんなね、知ってるよ?

綺麗な森の中に入れば、案外普通だってこと。

でも、木に手をあてれば温かいし、
耳をあてれば生きてる音がする。


みんなが好きなのは、
木が木であること。


柔らかな春にキラキラし始めて、

暑い日差しに燃やされて、

緩やかな時に自分の実を見つけて、

この実はみんなの力になるけど

自分に嘘をついたら酸っぱい実になるって知って、

木は気付くんだよね。