第999回 定期演奏会Aシリーズ
5月30日
《出演》
指揮/ #井上道義
コンサートマスター/ #水谷 晃
《曲 目》
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68《田園》
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 ロ短調 op.54
《聴きどころ》
井上道義、引退前最後の都響客演です。のどかな田園生活での心情を描いたベートーヴェン6番《田園》と、異様なフォルムと不気味な明るさが謎めくショスタコーヴィチ6番という組み合わせは、喜怒哀楽を全身で表現しながら作品の深層に鋭く切り込もうとする井上の指揮を存分に味わえる、潔く、そして奥深いプログラム。井上道義と都響のラスト・セッション、第999回定期にご期待ください。
井上さん、都響最後のタクトという事で、
井上道義ファンの方々には感慨深い1日だったのでは?
井上さんは、何度か都響の定期演奏会で拝聴しましたが、
井上さんのイメージは、崇高な武道家という感じでしたが、屈強な武道家も病魔の前には…。
あまり熱心じゃないクラシックファンなので、
井上さんがご病気だった事を存じ上げませんでした。
なので、映像で変貌したお姿を拝見した時は、本当に驚きました。
《田園》は、コンパクトな編成で、
会場もステージも暗く(マエストロの意向により)、さながら室内楽の様でした。
多分、思い出深い《田園》になる事でしょう。
ショスタコーヴィチは、打って変わって深い悲哀を感じる名曲。
井上さんのタクトは、一段と深く紡ぎ出していた様な…。
以前、演奏前のゲストソリストとのトークで、アンダーシャツはスーパーマンのTシャツだったのを公開されてました。
厚い胸板に“SUPERMAN”のプリントが、
井上さんのイメージとして定着した瞬間でした。
今回の演奏会は、時間的にはやや短めでしたが、何度もカーテンコールが続き、かなりお疲れだったのでは?
その中の1人でしたが、リスナーはワガママです。本当に…。
去る方がいらっしゃる一方、
コンサートマスターの水谷さんは、
就任初のコンサートマスターだった様です。
そういえば、ゲストコンサートマスターが続くなァ、と思ったのでしたが、
ソロコンサートマスターだった四方さんのお名前が無くなっていた…。
初コンサートマスターという事で、
先輩コンサートマスターの山本友重さんがセコンドに付いておられてました。
コンサートマスターは、“音”だけではなく進行の様な事をするので、覚えてる事は沢山あるでしょうね😁。
私にも“初”が2点ほど。
まずは今回の演奏会で、初 電子チケット。
定演のオーダー時に間違えて、電子チケットを選択してしまったのですが、ちょっと後悔!
でも使ってみたら結構便利かも(笑)。😅
それからPack CITY。
中々家に人がいないので、PackCITYに入れてもらう様にお願いしたのですが、とても便利!
私でも受け取る事が出来ました(笑)。