第一部

一、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)

檜垣奥殿

一條大蔵長成
吉岡鬼次郎
鳴瀬
お京
常盤御前

勘九郎

歌女之丞
七之助

二、祝春元禄花見踊(いわうはるげんろくはなみおどり)
真柴久吉
山三
阿国
若衆雪之丞
同 月之丞
同 花之丞
同 松之丞

奴喜蔵


勘九郎
七之助
橋之助
中村福之助
虎之介
歌之助
初お目見得

小川陽喜
(獅童長男)


今月は一部だけの観劇。今までだったら是が非でも三部も観たと思うのですが、ちょっと飽きたかなァ…。

今年は”子供頼み”と言うことで(失礼な!)、進めて欲しいなァ。と、個人的に思います(笑)。
小さいお子さんじゃなくても、勘九郎さんのお子さんや染五郎さんや團子さんなど、これからの注目株を出しては…。なんて素人考え(笑)。


さて、ほぼほぼハルキ君目当てと言ってもいい様な観劇でしたが、
『一條大蔵譚』は見応えたっぷり!
勘三郎さんの舞台を観た事がなかったのですが、
勘九郎さんの言い回しが、
勘三郎さんがフッと香る様でした。
勿論、勘九郎さんの緩急(偽りの一條大蔵と本当の一條大蔵)ある演技は言うまでもなく、瞬間的にパッと変わる所が凄い!

セリフの中で「今は平家の時代だかアホのフリをして源氏復興を待とう」的なのが有ったのですが、今の時期に響く一言でした。私だけ?
又、七之助さんも良かった!
今までの七之助さんは、華やかな衣装の役が多かった様に思いますが、今回は渋い衣装のお武家の奥様。
その分、舞踊の美しさが際立っていて素晴らしかった!


『祝春元禄花見踊』は、本当に華やかで歌舞伎らしい舞台でした。
長唄連中の衣装もピンクの桜柄で可愛い!
舞台装飾の一部だそうです。
着物は今は黒ですが、昔は赤だったとか。

真柴久吉(秀吉)や阿国や、時代考証はどーなってるんだァ…なんてヤボなこと。
歌舞伎なら何でもアリなのです(笑)。
さてハルキ君。
奴の扮装で上り舞台から登場。
双眼鏡で傍観していたら、勘九郎さん七之助さんの包み込む笑顔が印象的でした。
見栄を切り、六方で花道を立ち去って見えなってから、獅童さんの口元が穏やかになってました。


獅童さんと勘三郎さんの関係が、
勘九郎さん、七之助さんに受け継がれている様でした。
考え過ぎかな…。