2017年のお歳暮は「カラフルギフト」

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お歳暮は、直接先方にお伺いして、日頃の御礼と合わせてお歳暮ギフトを手渡すのが礼儀です。ただし、最近では遠方に住んでいたり、都合が合わなくて先方に会えないケースでは、インターネットや店舗から直送することが増えています。

 

お菓子は贈答品としてかなり万能。

細かな好みの違いはあるけど

「甘味が嫌い」って人はそうそういないから。

 

お歳暮って人間関係が希薄になりやすい都会よりも
地方のほうが盛んな気がする。現に実家なんかだと
爺さん婆さん宛てによく届いてた。その余りものなんかが
横流しされて東京に住まう自分のもとに届く仕組み。
日持ちする缶詰とか焼豚の塊とかが多い。

で、お歳暮もお中元も引出物も、とにかく
贈答品関係で一番喜ばれるものは何だろうって
考えると最も無難なのがカタログギフトっていう
結論に落ち着く。「好きな物を選んでくれ」っていう
パターンだから、まずハズレが存在しない。

記載されてるもの全部好きじゃないって人も
そうそう居ないので。それに、贈答品を貰える時期も
ある程度は自由だから欲しい時に欲しい物を
チョイスできるというのも大きい。

カタログギフトの唯一の欠点が、ハズレが無い代償として
どうしても無機質な贈り物になるっていうところ。
「好きな物を選んでくれ」は、ウラを返せば
「何が欲しいか解らない」ということでもあるので。
何となく義務的な贈答品になってしまうという部分はある。


もし、どうしても自分が選んだ品で相手を喜ばせたいなら
相手が一番欲しそうなモノを選ぶんじゃなくて、
自分からはお金を出して買わないけど、人からもらったら
結構嬉しいものっていうこと念頭に選ぶといいかも。
本当に欲しい物だったらまず身銭を切って買ってるので、
「それなりに欲しい」くらいの物を送るのが一番いい。

とはいえ、贈られたお歳暮お中元が
「これが欲しかったのよ」ってなるケースは
非常に稀。本音か建前かも判断がつかないし。
そういった意味では、やっぱりカタログが
一番の安牌って点は揺るぎないと思う。

 

 

ちなみに、相手に精神的な負担をかけず、自分も

経済的な負担にならない贈り物として、こういう

「プチギフト」って呼ばれる贈り物も存在する。

 

こっちはこっちでちょっとしたパーティーとか

宴会なんかのお土産に丁度いい代物だけど、

このくらいの値段なら「みんなに喜ばれそうなもの」

自分で選んじゃってもいいんじゃないかな。

気軽なお土産ってコンセプトがプチギフトなんだし。