オナニー事件。 | ↓を向いて歩こ。

オナニー事件。

オリンピック始まりましたねー。

なかなか見る機会に恵まれない

ワタクシでございますが

盛り上がってるかーーい?


さて、オリンピックにも勝る勢いの女友達から

夜中に何度も着信が入っていた。


明日かけ直そう。


と、帰り支度をしていると、また着信


普段、平日の2時過ぎにかけてくる

ような彼女ではありません。


オリンピックで誰かが

金メダルでも取ったか!?

と期待しながら出てみたら


ねぇー。

今から会える~?


気怠ーい声。


彼女は専業主婦

オリンピックでも見てない限り

こんな時間に起きてるとは思えません。


え?どーしたの?


ちょっと話したい事があって。

プシンぐらいしか、この時間繋がらないから。


いやー。

アイツもオリンピック見てそうだし。

アイツも、アイツも…

と、自分の知り合いを想像しながら

まぁ、主婦だし、こんな時間に電話できる

友達なんて、そんなにいないか…


なんて勝手に想像しながら


んじゃー、家着いたらかけ直そうか?


正直







眠い。


仕事が終わり、完全に腑抜けモード

入ったワタシは、確実に聞こえた

今から会えない?という言葉を無視して

とぼけたフリ。





いや、会いたいの。


なによ(笑)

なんか見せたいもんでもあるわけ?


ううん。

そうじゃないんだけど…





旦那の愚痴だろ。


容易に想像ができる。

ここ最近、前々から冷戦状態

結婚4年目の旦那の愚痴を聞いている。


正直、愚痴を聞くのは一向に構わないけど






眠い。



今日は寝かせて頂きたい。


と、言いかけたところで





家出したの。




えぇぇー……



んで、今どこにいるの?


今、家出たとこなんだけどさ。


んじゃ、とりあえずウチの方まで来たら?

なんだったら、ウチ泊まってもいいし。


うーーん…

でもね。





ホテル取っちゃったの。

一緒に泊まらない?




なんでだよ…。


え?

シングルでしょ?


ううん。

東京ドームホテルのツイン。



なんでだよー(泣)


あたしゃ、そっからタクシーで

10分もありゃ帰れるわぃ…


だって、変なビジホより

プシンも気に入るかと思って。





この女はこーゆーところがある。


ワタシは完全に付き合わされる身であり

どちらかといえば

巻き込まれた状態なのであるが



あ、ありがとぅ…



と、言わせる女なのだよ。


え?なんでワタシ今


お礼言ったんだろう…。


謎の魔法をかけられる。


はぁ~ぁ。


というワケで、夜中の2時過ぎから

30半ばの女の家出に付き合わされる事になり

初めての東京ドームホテル。





あーー

違う状況で来たかった(涙)


二人で落ち合い、コンビニへ。


こーなったら、パパッと飲んで

話し聞きながら、寝落ちしてしまえっ


と、缶チューハイに手を伸ばしたら

隣で、コーヒーを何本も手に取る彼女を見て





リポDにチェンジ(涙)


そして、小奇麗な部屋と夜景

楽しめるワケでもなく

テレビでオリンピックを見れるワケでもなく

ただ、静まりかえった部屋で

どんよりな空気感を惜しみもなく出す彼女の


旦那の愚痴スタート。


彼女は、とても真面目

どちらかといえば、潔癖に近い?人

見た目もスレンダーで色白な美人ちゃん。


大人数の中で出会った彼女とは

学生だったり、職場の仲間みたいに

長時間一緒にいたら仲良くなるどころか

なんなら嫌われたんじゃないか。

と思うほどワタシとの共通点は薄い


そして、旦那は

割と高給取りのサラリーマン。

年下で、週に2,3回は午前様らしい。

読んだ雑誌は、開きっぱなし

カップラーメン食べたら食べっぱなし


どういうわけか

ワタシの耳が痛くなるような人格らしい。


そんな旦那に小言を言ってる彼女が目に浮かぶ。


まぁ、そんな事しょっちゅう聞いているので

リポDをチビチビ飲みながら

今回の家出の原因を聞いてみた。


彼女が言い辛そうな雰囲気をバンバンだしたので


言いたくないならいいけど…


と言ったら、何かを振り払ったように


言う!

こんな最低な事、黙ってられない。


そーだ。

そーじゃなきゃ


ワタシが家にも帰れず

近所のドームシティに

泊まりに来た意味がない!


心の中で雄たけびをあげ

リポDを握り締めながら

彼女の口が開くのを

今か今かと待っていると





アイツ…

ワタシが寝てると思って








一人エッチしたの。












バカヤロー


思わず、夜景に向かって

リポDをぶん投げそうになったっつのっ



そんな事かよ。

彼女の旦那がオナニーしたせいで

ワタシは眠さを我慢しながら

綺麗な風呂を使うこともなく

夜景も楽しめず、オリンピックの結果もわからない

こんな生殺しな目に遭わされてるのかよ。


それって嫌なの?


え!嫌だよ!

プシンはされた事ないから

わかんないんだよ!

すごい屈辱感なんだから。

もうホント許せない!


コーヒーの缶が潰れるんじゃないかと思うほど

力んだ拳を握り締めて

オナニーしたワケじゃないワタシにガナリ立てた。




いや、見た事あるけどね…


しかもそれは、結婚していた時

ワタシは旦那との離婚作戦遂行中だったので


よしよし。

勝手にやってくれ。

アタシャもう指一本触れて欲しくないもんねー。


なんて思ってたもんだ。


という事は…


やっぱ、旦那の事

まだ好きなの?


彼女はここ最近の愚痴で、最終的には

離婚を考えているらしい事を言っていた。


ただ、まだ専業主婦だし、手に職を付けて

離婚届を叩きつける。

なんて事を言っていた。


好きっていうか

だって、夫婦だよ?

嫁とやるもんでしょ?

しかも、ワタシが起きてる時にやるって

ルール違反でしょ!


彼女はルール好き

でも、それは


彼女のルール。


彼だって、別に彼女に見せたくて

やってたワケじゃなかろうに…。


今頃、彼の方だって

やべぇー。見られちゃったぜ。恥ずかしい。

って思ってるはずだよ。


それで、黙って家出てきたの?


ううん。

目撃したから、ちゃんと謝って!

って言ったのに、アイツが謝んないから。





フフフフフフ…


大真面目で怒ってる彼女には悪いが

思わず口元が緩んでしまったワタシは

慌ててリポDをくわえた。


オナニー見られた上に

謝れって…



チ○ポ握りながらの

ごめんなさい。





ぶはははははは



どんな状況じゃ。

そらぁ、彼氏も素直に謝りづらかろう。


まぁ、それが発端となり

今までの出しっぱなし癖をつつく妻。


彼も彼で、割と弁の立つ男の上に

年上の専業主婦を養っているという

プライドを盾に言い返す。


という修羅場の末、彼女は荷物をまとめ

ワタシを巻き込んで、家出をした模様。


ホントは、テレビでオリンピック見つつ

鼻ほじってゴロゴロしながら聞きたい話

ではありますが、彼女は大真面目に

彼への不満をワタシへぶつけ、同意を求めてくる


彼女の話を聞きながら、彼女が言われた

彼の台詞で


お前はそんな完璧な人間なのか?


という言葉が耳に残った。




全く同意見。


俺は仕事じゃミスしないで頑張って

それなりに稼いでる。

生活費に支障ない範囲で飲みにも行く。

家では、だらしないとこもある。

それ全部許せないなら、離婚に応じる。


んー。

まぁ、それが彼のすべてなんだろなー。


だって、ワタシもそーゆータイプだから




ま、ワタシは稼いで

ないですけど…。



彼女はきっと、口で言うほど

彼を嫌いでもないし、離婚したいとも

思ってないんだと思う。


そのオナニー事件の時に


夫婦がセックスレスだから

そーゆー事するなら

そこは二人でしよう。


という提案をしたらしい。


彼女たちは、もう数年セックスレスらしい。

今までの彼女の話だと、愛もないし

エッチなんてしたいとも思わない


と言っていた彼女からそんな発言を

したのかと思ったら、ちょっとビックリ。


そして、彼の答えは





NO。






あはははは…


まぁ、オナニー見つかって

謝れなんて言われた相手に

んじゃ、エッチしようって言われても

NOになっちゃうよね…。


まぁ、そんな状況の彼女には

言えませんでしたが



もう、彼は冷めてるね。


ワタシには、彼の事をボロクソ

言っている彼女のほうが

しがみついてるようにしか見えん。


もちろん、今の専業主婦の生活じゃ

すぐに離婚が出来ない彼女の状況も

わかるからなー。

早く資格が取れるといいねー。

ぐらいの話ししかできませんでしたが


チェックアウトの時間まで延々と

彼を罵る彼女の言葉を聞きながら


うつろな目をしたワタシは

昇る太陽を見ながら






ここのホテル代も結局

旦那の金なんじゃないか…



と、薄っすら思ったのでありました。



旦那君よ。

君のオナニーには

金がかかっておるぞよ。

今のうちに思いっきりシコシコやっちまえ!

勝負は始まったばかりだっ!

目指せ新記録!




頑張れ日本!