父との珍道中 その2
ダイエットの為
ランニングでも始めよう!
という気持ちも溶かす殺人的な暑さが
続いておりますが
皆様いかがお過ごしでしょーか。
おはよーございます。プシンでござぁます。
またまた更新が空いてしまったわ。
中途半端で終えた前回のブログ。
お腹を壊して、ONEPIECEの漫画を
読みながら、トイレに閉じこもっている時も。
漫画片手に腹さすりながらトイレから出てきたら
ウサギが我が家のラグの毛を、掘ってかじって
ミステリーサークルを作っているのを見た時も。
毟り取られたラグの毛の山を踏みつけながら
ウサギを追い掛け回していた時も。
捕まえる前に、ワタシの肛門付近で
ホイッスルが鳴り響き、トイレに退場した時も。
いつも思ってましたよ。心の片隅で
ブログ書かなきゃ。ってね。
しかーーし
最近、丸一日の休みがないからか
やたらとハニー君の帰宅が早い事に加え
近所にTSUTAYAが出来ちゃいましてね。
そういえば、途中まで観ていた
デスパレートな妻たちを発見してからは
毎日10巻以上、まとめ借りしては
翌日に返す。
という病的な、デスパ生活になってしまい
こんな時間(ただいま朝8時)に
ブログ更新する事になったのですよ。
ホントは、デスパレートな妻たちの面白さを
延々綴りたい心境ではありますが
まずは身近のコミカルでミステリアスで
残念な我が父の愚行を書いとかなきゃね。
というわけで
茨城の父のもとへ着くなり
マックで目ん玉飛び出しそうな父の天然
炸裂攻撃でげんなりしながら
父の言うペットホテルへ向かったワタシたち。
やっと見つけたペットホテルに入ろうとしたら
そこは迷路の入口で
看板も店も、すぐそこにあるのに
そこへたどり着く道が見つからず
車一台ギリギリ入れるような細ーーい道を
くねくねくねくね進み続けて
曲がったら、民家の庭。(行止り)
なんて事を何度も何度も繰り返し
父への数パーセント残っていた信頼が
0%になった頃、やっと目の前の
ペットホテルに到着。
カラーンコローンとドアの鐘が鳴ると同時に
元気で愛想のいいお姉さん登場。
いらっしゃいませー♪
あの、犬を預かって貰いたいんですが。
女子には抜群に愛想のいい父の優しい声を
横目で見つつ黙って聞いておりました。
あ、ワンちゃんですね♪
犬種はなんですか?
野犬です。
ヒュルルルルー…
この季節に、お姉さんとワタシ達の間に
木枯らしが通り抜けていく音が聞こえたよ…
でたぁーーー(泣)
ここにもし愛ちゃんがいたら
卓球用のラケットで父の頭を
スマッシュヒットして頂きたい。
アハハハハ♪
ミックスって事でよろしいですね♪
よかった。
お姉さんが、初老の父の
渾身のギャグだと認識してくれて。
それでは、何才ぐらいかわかりますか?
まだ子犬なんだよ。
そーなんですかー♪
んじゃぁ、体重はどれぐらいかしら。
10kgは越えてると思うよ。
もう、俺一人じゃ抱っこできないから。
正面にいるお姉さんと横で聞いてるワタシ
おそらく、同じ顔したね。
予想外を絵に描いた表情ですよ。
あらぁ~
んじゃ、大型犬なのですかね♪
予防接種はされてます?
何の?
何のじゃねーよ。
犬が、オタフクと麻疹の予防接種
するわけねーじゃんかーーっ
と隣で無言の訴えをしていたら
えーっと、ノミとか、狂犬病とか…
あ~。
まだなんにもしてないなぁ~。
あー…
そうなんですかぁ。
それをやっていただかないと
他のワンちゃんに移るといけないので
お預かりする前に済ませてくださいね♪
ここで、やってもらえる?
えっとぉー
できれば病院で受けて、健康チェックも
受けてきてもらったほうが…
大丈夫♪健康だから。
10万で足りる?
シーーン…
またもや、ワタシとお姉さんは
同じ顔したよね。
困惑の表情ですよ。
まぁ、ワタシは出たぁーって感じ。
すぐ金で解決しようとする癖は
そうそう簡単には変わらん。
えっとぉー…
うちに今、大型犬用のお薬がないので
取り寄せて、処置するまで、
他の子と一緒に出来ないので
お庭に居てもらっちゃうように
なっちゃうんですけども……
あー全然いいよ。
野犬だから。
アハハハ♪
あははは~
じゃねぇーよ。
常識がない父のお気楽な受け答えに
イライラし始めたワタシをよそに
んじゃ、今から連れてくるから
お願いねー。
あ、えっと…
今日!?
お姉さんもタジタジな
父のマイペースぶりは
まだまだ続く。
そ、今からお願いね。
えーっと
そしたらお薬注文してですね…
えっと
何日間ぐらい?
最短1ヶ月。
えぇーーーーっ
さすがにお姉さんも
いい加減叫んじゃうよね。
いきなり来た初老の男と
隣で黙って事のやり取りを聞いてる
頭にサングラス乗っけた酒臭い女が
突然現れて、突然犬を預かれという。
予防接種もなにもしてない子犬を。
10kgを超えた子犬を。
いきなり1ヶ月という長さで。
ちょっと、今オーナーが出てるので
帰ってきたら確認させていただいて
よろしいでしょうか…
完全に、最初とは違うトーンダウンした声で
お姉さんはワタシに救いを求めてきた。
わかりました。
急な話で申し訳ないですが
父はこれから入院するんですよー。
ワタシは東京から来てて、
預かれないので、よろしくお願いします。
オーナーにもよろしくお伝えください。
お姉さんは、この怪しい二人組が
実は親子だったのか。という困惑と安心が
混じったような笑顔で頷き、父にサインを
求める契約書を手渡し、早々とドアまで
見送ってくれた。
ドアの前で、父が財布から金を出し
とりあえず、10万あずけとくから。
また訳の分からない事を言い出した。
更なる困惑の表情でお姉さんは
首を横に振りながら
いえいえ、お金は。
を連呼している。
まだ預かるとも言ってないし
肝心の犬もいないのに
何がとりあえずだーー
メチャクチャだぁーーーっ
と心の中で叫ぶワタシの目の前を
万札の束が行ったり来たりしている。
鷲掴んで、そのまま逃げる。
という妄想を必死でかき消しながら
父をなだめ、どうにか金をしまわせた。
帰りの車の中で
大丈夫かねー。
と言うと
金払えば大丈夫だろ。
ワタシが言ったのは
まだ遊び盛りの仔犬ちゃん
(体重は10kg越えてるみたいだけど…)
を一人にしちゃって。
飼い主って忘れられそうだ。
という事が言いたかったんですけどね…
ま、残念な父ですから。
まったく。
この無計画さにはホントに腹が立つ。
入院も急。
ペットホテルも急。
ワタシを呼びつけるのも急。
この世間知らずさで、よく生きてこれたもんだ。
さて、そろそろハニー君が起きてしまう
予感がするので、とりあえずここまで。
ハニー君を笑顔でとっとと送り出したら
また書きまーーす。