さかりの季節
桜も咲いて、いよいよ春本番。
我が家でも
さかり本番。
実家に帰り、目に入ったのは
体をくねらせ
お尻を突き出す猫に
腰を振る犬。
まるで乱交パーティー。
子供のいない我が家では
犬猫たちが子供のような生活ですが
人間の子供たちが
こんな事をしていたら…
ゾッとしますなぁ~
どうも、プシンです。
春うららな日曜の昼下がり
ヒマに過ごしてる方がいましたら
誰か犬猫の交尾を止めてください。
さて…
どうやら、ワタシの周りでさかっているのは
犬猫だけではないようです。
人間 オス 49歳
某大手販売会社勤務 バツイチ
さかり真っ最中。
色気のない営業で有名(か?)な
ワタクシに擦り寄ってくる稀な客でございます。
つい先日まで、チーママのケツを
追い回していたのですが
そのチーママが辞めた直後から
何を血迷ったか、標的をワタシに変えた
なんとも単純で失礼なオス49歳。
毎日メールをくれますし
店にも2日に一回は来てくれて
金払いもよく
ノリもよく
品はあるので
客としては最高だったのですが
いざ、標的が自分になると
MAXメンドクセーわけよ。
そして、金曜も相変わらず
アフターに誘ってくる。
二人で飲みたい。
と、前もってメールをされていたので
こっそり、彼の部下にヘルプメールをして
どうにか二人きりのアフターを回避。
そして、知合いのゲイバーに連れて行き
部下たちを帰そうとしている彼の行動に
すばやく反応したワタシは
お腹痛い作戦。
という超古典的な行動に出て
全員で帰る方向にしたのですが
さらに彼は
俺がプシンを送るから。
と、タクシーは二人きり作戦を
強行してきたので
しかたなくタクシーに二人で乗り
白けた朝から口説きモード全開の
彼に手を繋がせるのも面倒になり
お腹痛い作戦再び。
イテテテテ…とうずくまり
両手でお腹を抱え込み
完全ガードの態を
貫いていたのですが
運転手さん
救急病院行って。
ガチョーーン
やり過ぎた…
やり過ぎてもうた…
しかし、ここで
あ、治った
なんて言えません。
嘘もバレるし
この完全防御の姿勢を
崩すワケにもいきません。
だいじょうぶ!
きっと、家帰って
寝れば治るから!
運転手さん!病院は
行かなくていいですから!
いや、そんな痛いなら
病院、一緒に行ってあげるから。
運転手さん、病院に!
いえ、大丈夫!
運転手さん、家で!
運転手も、朝方乗っけた
酒臭い二人にさぞや迷惑だったろう。
ゆるーいスピードで戸惑いながら
走る運転手さんが
一応…ココ病院ですけど…
クソォーーッ
引っ込みが付かなくなったワタシは
痛くもない腹を抱え、猫背のまま
彼に肩を抱かれて病院へ…
病院に入り、待合室で
どうして、こんな事に
なってしまったのか
隣のおばあちゃんは
酒臭いワタシらを
どう思っているのだろうか
自己嫌悪に陥りながら
なんなら精神科に回してもらって
男の上手い断り方
でも教えて貰えないだろうか…
なんて考えながら
大人しく内科の受診で
キリキリ痛い?
はい…
鈍い痛み?
いえ…
お酒、どんだけ
飲んだの?
ほら。
バレとるやないかい。
こんな酒臭い女を
まともに受診する医者なぞ
おるものかっ
ゴメンよ。先生。
心の中で謝りながら
たぶん、ちょっと風邪っぽいし
冷えただけだと思いマス。
下痢止めだけ出してもらえませんか。
と、医者に自己診断を申し
結局、受付で
意味もなく下痢止めを貰い
待合室で、足を組みながら
雑誌を読んでいる彼の元へ
舌打ちしながら寄って行き
どうだった?
んー。原因はわからないって。
んじゃ、明日他の病院行こう。
俺、連れてくからさ。
いーーーから。
明日は、ワタシ仕事だから
また痛くなったら自分で行くから
大丈夫だからっ!
そぉ~?
と、不満げな彼とまたタクシーに乗り
程近い家の前で降ろして頂いた。
と思ったら
一緒に降りてるし…
もはやストーカーの域ですよ。
な、なんで一緒に降りてるの?
え?心配だから
家の前まで行くから。
大丈夫!
家なんてすぐそこだから。
んじゃ、家入るまで
後ろから見てるから。
ドサクサに紛れて
ハグをしようとしてくる動きを
華麗にかわし
土曜の朝っぱらから
シャルウィーダーンス
彼を振り切り、小走りで家路へ
ちょっと振り返ってみると
数メートル後ろに
フラフラついて来とる…
しかたないので
近くにあった都営団地に逃げ込み
1号棟から2号棟へ
2階から3階へ
都営団地で男を撒く作戦
を決行したのであります。
階段の踊り場に座り込み
ゴルゴ並みの目つきで
外の様子を覗くワタシの傍らを
はしゃぐ子供たちを連れた
若い夫婦がバスケットなんか
持って通り過ぎて行く…
お花見か…
あの夫婦、ワタシとあんまり
歳変わんなそうだな…
土曜の朝から
子供たちと花見をする彼ら
土曜の朝から
酒の匂いをプンプン撒き散らし
階段の踊り場に座り込むワタシ
どこをどー間違え
たんだろうか(泣)
しばらくして大丈夫な気は
したが、なかなか侮れない49歳。
仕方がないので
ハニー君に
偵察を頼む作戦
電話で叩き起こし
近所の団地の周り
一周してくれる?
え?
スーツのおじさん
いないか見てくれる?
あ…はい…ふぁ~~
欠伸をしながら電話を切った
ハニー君が、アパートの周りを
キョロキョロしながら歩くのを
3階から見つつ
なんか、あの人
不審者っぽいわ。
と思ってしまったことは
ハニー君には内緒である。
いないっぽいよー
と、電話が来たので
階段を下りていくと
ちょっと待って!
タクシーが徐行してる!
という電話の声に
再び階段を駆け上がり
あ、空車だった。
と、言われ
舌打ちしながら
また下りる。
あ、また徐行の
タクシー来たよ!
と言われ
駐車場の車の陰に
滑り込む。
あれも空車だ。
持っている携帯を
地面に叩きつけたくなったが
まぁ、朝から協力してくれた
という事で、耐える事にしたよ。
あー。ワタシって大人。
そんなこんなで
ワタシの周りは
さかりが付いたオスメスが
おかしな行動を取っておる。
とか言いながら
さかりのついたオスから
逃げるワタシの行動が
一番変態な気がする…
あー。また隣で
オス犬とメス猫が…
そんな写メを一枚。
見せれるワケ
ないでしょ!