相手の脈を知る。
カフェで、隣に座るカップル。
25,6ぐらいかしら。
彼女の笑顔が印象的。
笑顔が固まってるのが印象的。
どうやら初デートな雰囲気。
そんなカップル見たら、私のアソコは
でっかくなっちゃったー☆
耳ですよ。
卑猥な妄想したアナタ
末期だねー。
どうも、いろいろ末期なプシンです。
皆さんはどんな最後を迎えるんでしょーか?
って事でダンボの片耳で会話を聞いていると
デートは映画館がいいなー
あー。俺なんか暗いトコロって苦手なんだよね。
彼女は笑顔。
女の子の買い物って平気な方?
んー。長くなければ…。人混みが嫌いだからさ。
彼女は笑顔。
人混み嫌なら、ドライブとかは?
あー。今免許持ってないんだよねー。
あはははっ☆んじゃどこにも行けないね~。
彼女はやっぱり笑顔。
隣で紅茶を飲む手が震えちゃうわ。
湯気の出てるTバッグ
投げつけてやろうかしら。
人間界のモテない男という分類の中で
この手のタイプは
ホステス泣かせ科に属します。
何を言っても、返しが否定的。
かといって、相手を傷つける気はサラサラない。
自分の言った言葉の後に、相手がどう思うか
という思考回路がブッツリ切れちゃってるんでしょーね。
気が利かない。
相手の気持ちを察しない。
コミュニケーション能力無し。
まるでダメ。
でも
彼女は笑顔。
アンタ、ホステスだったら売れるよ。
いや、実は、ホステスなんじゃなかろーか。
紅茶を飲みつつ、化粧をしつつ
植草教授バリの鏡使いでガン見です。
これを読んだ方は
女性が男性を好き。
という絵面を想像するでしょう。
私もそうなのかと思ってましたが、実は逆。
ねぇ。これからウチに来ない?
面白いDVDあるんだよね。
ベタな誘い方をしてるのは
男の方。
んまーっ!イヤらしいっ!
えー。でもお腹減っちゃったなぁ~。
笑顔美人はヤンワリ拒否。
あ、ウチの台所、使ってもいいよ。俺料理しないから、台所綺麗だし。アハハ。
作れってかーっっ!
私がアンタの相手だったら、紅茶乗っけたトレイで
シャラポワの如く、アンタの顔をスマッシュよっっ
プシンは乳首も、気も立つお年頃なのです。
でも彼女は
笑顔。
あはは~。それじゃ時間かかっちゃうよー。
でも、外で食べたら金かかっちゃうよー。アハハ。
全然笑えない。
それでも彼女は笑ってる。
もしかして…彼女って…
これが噂に聞く
笑顔の仮面かっ!
あまりにも固まった彼女の笑顔が、だんだん不気味な笑みに見えてくる。
んじゃ、私、帰ろうかな。(笑顔)
え、ウチでご飯食べればいいのに。
どんだけ図々しいんじゃー!
あははは…(笑顔)
んじゃ、今度いつ会える?
俺、来週けっこう暇あるし。
んー。また連絡するよ(笑顔)
そういって、彼女はいそいそとカフェを出て行った。
彼がトイレに行ってる間に。
追いかけて行くのかと思いきや、彼は残ったコーヒーを
すすりながら、携帯をかけ始めた。
きっともう彼に連絡は来ないだろう。
彼らの恋が終わるのと同時に化粧を終えた私。
鏡を閉ると、彼の会話が聞こえ
再び片耳ダンボ。
いやぁー、例の、ほら、俺がいいって言ってた女の子と
今日会ったんだけどさー。そうそう…
なーんか、脈あるかまだわかんないんだよねー。
ねーよ。
できる事なら、携帯取り上げて、電話口の相手に伝えたい。
脈なし!0%よ!
今頃彼女は、女友達にボロクソ言ってるわよっ!
電話口の相手は、何も知らずに彼を応援している事でしょう。
罪だね~。
そう思いながら、化粧ポーチをバッグにしまい
ダンボのお耳を小さく戻し
紅茶を一気飲みして、足取り重く向かった先は
二丁目…
あー。気が重い。
財布は軽いけど(沈)
って事で、二丁目話はまた次回。