もう準備してたの? というように、彼女も笑って流してくれたけど、
私はまだドキドキが止まらないまま、ベッドに座って待っていた。
だって、私ひとりだけがパンティ一枚、というだけで十分に違和感。
しばらく温泉にも行かないし、女性の前で脱ぐのすら久しぶりだから、
男性に見られるのよりも、なんだか恥ずかしい。
咥えていたこと、悟られたくなくて、平気な顔を装っていたつもりだけど。
さっきと同じように腕を後ろに組んで、彼に身を委ねる。
今度は肌に直接、縄が食い込んでいく。
彼が言っていたとおり、きちんと手入れされた麻縄はそんなに痛くなくて、
やさしい匂いで包んでくれる。
きつく締められるたび、息苦しいくらいに抱きしめられているような。
縄だけじゃなく、彼の体もさっきより近くに感じた。
露出した乳首に、首筋に、背中に、触れるたびにナニカが体の中を走る。
目を瞑っていたのは、その感覚を研ぎ澄ましていたかったからかもしれない。
ときどき彼の息がかかる。
さっきよりも熱く感じてしまったのは、素肌だったから?
縄が締まるたびに、息苦しくて顔が歪む。
でももっと・・・もっと続けて欲しいと思ってた。
声を出してしまっていることにも気づいてたけど、我慢できなかった。
またシートの上に倒されて、ライトを当てられ、シャッターが切られる。
少し慣れたと思われたのか、さっきよりも乱暴に、体を折り曲げられたり、乗られたり。
苦しくて・・・でも、すごく体の奥で感じてた。
途中でまた猿轡をされた。
それが私をもっと興奮させることは、彼もわかっていたはず。
さっき咥えたものを、思い出していた。
そのまま・・・身動きのとれないまま、犯してほしかった。