苦しさと不思議な気持ちよさに揺られていると、体を起こされ て縄が解かれた。
彼は穏やかな声で何か解説をしながら、あんなにきつかった縄を緩めていく。
結んでいたところはほとんどなくて、すっすっと通していくだけで見事にほどけていく。
解いていく音が小気味いい。
もう、終わり・・・?
少し物足りないような気持ちで、腕を眺めると、そこには初めて目にする縄目。
なんだかいとおしい気持ちになって、触れてみる。
彼も彼女も、初体験の私の反応を面白がっていたのだろうな。
ほんとに感じちゃってたこと、わかっていたよね。
思わず照れくさくなって手で顔を覆うと、頬が熱かった。
でも、素直になれた自分にちょっとほっとする。
だって今回、目標だったのは、照れずに思い切り感じること。
せっかくこんな機会をいただいたのだもの、みんなで楽しみたかった。
ううん、もちろん私自身が。
全部委ねて、ちゃんと感じて、自分がどうなるのか、知りたかった。
だから、出だしはOK♪
まだまだ終わらない・・・はずだから。
これから待っているだろうコトにも、覚悟ができた。