【前置き】

私は法律家ではありません。下記は私の自己破産手続きについて記したものです。もちろん自分ひとりではできませんので、専門家に依頼して手続きを進めてもらっています。借金問題は放ったままでは一向に解決しません。不安や悩みがある方は一度法律家の元へ相談に行くことをお勧めします。







こんにちは。

いよいよ私の破産開始決定が下りました。

つまり返済能力がなく、今後経済的更生が必要な人間だと裁判所が判断したということです。

ポンコツな人間ではありますが、これからはしっかりと経済的更生を果たし、人生の大成功を遂げると決めました。

私の未来はとても明るいですキラキラ



今日は『自己破産の管財事件』についてお話ししますね。


自己破産手続きには『同時廃止事件』と『管財事件』の2種類があります。


私はてっきり自分は『同時廃止事件』になると思っていたのですが…『管財事件』扱いになってしまいました…ガーン


どういう人がなるか、簡単に説明すると

事業をしている人、偏頗弁済(特定の債権者にだけ弁済していること)をしている人、現金をたくさん所持している人、財産がたくさんある人、債務の原因がギャンブルの人、なんらかの理由で免責不許可とされた人などが管財事件扱いになってしまうそうです。


私はどれにも当てはまらないと思うですが…

裁判所に『管財事件』と判断されてしまいました…汗汗


どうなってしまうのかというと

まず期限までに裁判所へ管財事件費用として、数十万円(各地方裁判所によって違います)を納めなければいけません。

私は27万円を納めました(お金のない人間から大金を奪うなよショボーン

納めるとこができないと、自己破産ができなくなってしまいますガーン酷い…


私は息子たちが理解し協力してくれて全額を準備してくれましたので、期限内に納めるとことができました。感謝感謝感謝です。

早く自立して、こどもたちに恩返しなければいけませんびっくり


余談ですが、借金相談や債務整理をうたった広告やCMで「誰にもバレずに借金がなくなりました」とよく耳にしますが、家族にもバレずに自己破産することはかなり難しいと私は感じています。


話は戻ります。

管財事件になると次に、管財人が選任されます。

管財人は債務者の財産などを調査し、財産がある場合は処分をし、債権者へ返済をします。

そのため免責許可がおりるまで(自己破産が成立するまで)に時間がかかってしまいます。


また財産調査のため、債務者本人の郵便物は全て管財人へ転送されてしまいます。


私は9月10日に裁判所へ行かなければいけませんので、それまで郵便物は管財人に届いてしまいます…

ちなみに管財人は弁護士さんです。


簡単に説明しましたが、つまり…

自己破産にはお金も時間もかかり『管財事件』扱いになるともっとお金も時間もかかってしまうということです。


私が自己破産をすることを決断してから、1年があった言う間に過ぎてしまいました。

そして、裁判所が私に下したのは『管財事件』。

ここまですんなりと行くとかはできませんでしたが、借金から解放された今、私の未来は確実に明るくなりました。毎日心も体も軽く、前向きでいることができています。


借金に悩み苦しんでいる方は、一度専門家へ相談されてください。



次回は自己破産に向け進み出した私が感じていることをお話ししたいと思います。