嗚呼青春とは、なやましきものよ | たんたんのhumming DAYs

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横須賀での
静かで穏やかな暮らしの中で
徒然なるままに
思った事、感じた事。
素直な心の動きを



昨日、

行われた新人戦。


勝も負けるも
悲喜交交


今回だけでは無いけれど


勝負のつく世界の
厳しい面。


三男も、
体も小さく
パワーも無くて
気持ちだけで
やっていた
小学生の高学年から中学前半

試合に出て
仲間が皆勝ち進み
トーナメントの山を登って行くのに
初戦で敗退
と言う事が多かった


私も辛かったが
彼はもっと辛かったろう
仲間の中で誰よりも
早く道場に行き
泣きながら稽古をし
1番最後に道場を出た

お祭りだろうが
花火大会だろうが
自転車で転倒前歯を4本折った日も
熱の下がったばかりの日も
稽古に行かない日はなかった


部活になっても
同じであった

しかし、

試合では
他の子達が
勝ち
自分が負けてしまう

私の方が心折れそうだった
その時は落ち込むけれど
すぐ切り替え
次に次にと立ち上がって来た


後輩が出来てからは
負けた自分の後の
後輩の試合では
涙が乾かぬうちに
後輩の背中に気合を入れ
俺の分も頑張れと言う姿に

有名校に入学してからは
涙を拭った直後
走って先輩のアップの相手をする

そんな姿をずっと見て来た
もちろん、たまには
勝ち進むことも
会場を沸かせる試合をする事も
ありましたが


まぁ、多くは
勝負の世界の厳しい部分を
歩き続けていた子でした


しかしながら、
今回地区大会ではありましたが
仲間達のレベルに追いついて
自分の階級で1番になりました


試合を見ていないので
内容がどうだったのか不明ですが
本人は
オール一本勝ちで
全部攻め切る事が出来たと
満足だったと言うので
本当に嬉しい気持ちでいっぱいです


一位の連絡が来た時には
内緒ですが、
本当に涙が出ました。


一頻り親子で
LINEでやり取りしながら
喜びを分かち合い
次の県大会でも
上位を狙う気持ちを確認したり



ふと、
同級生全員
県大会出れるよね?
と聞いてみると


実は10人いる同級生。
中でも実力もあって 
1番の努力をしている子が
初戦で
まさかの敗退で
補欠にも入れなかったと。 
なんて厳しい状況
1人だけって、辛い

その子の気持ちと
以前の三男の様子とが重なり
嬉し涙が、
つらい涙に変わりました


勝負の世界は厳しい。
勝つか負けるかは
本当にその時の時の運
まさか、は、あるのですよね。


今日、登校して
その子と同じクラスの仲間達から

その子は誰とも会話をしなかったと
かなり、落ち込んでるんじゃないか、と。

試合後で部活もオフなので
クラスが違う三男は
顔を合わす事はなかったようですが


私が気にする以上に
仲間が
そうやって気にして
気持ちを思いやる様子を
三男から聞き


普段はヤンチャで
横暴なところのある子達なのに
思いあっているんだね
心の絆をしっかり紡いでいるのが
ありありと感じられて

勝負の世界の厳しさ
それもまた、大切な事

そしてその厳しさの中で
更に心の成長して
思い合う様子に感心して

嗚呼、青春だなぁ

なんて、思ってしまう


きっと、
今回負けてしまったその子は
成長の良いチャンス
その度合いによっては
殊更大きく成長するかも知れないと
私は思うのです


自分だけの勝ちや負けでなく
仲間同士の、その関わりの中で
柔道だけではない
人間形成に大切な経験を、
まさに青春の季節の中で
積み上げている、

青春って、
こんなだったんだなぁ
なんて、
取り止めもなく
思う夜です


散々、辛い思いをして来たから
仲間の気持ちを
分かってあげれる三男
辛い事は、
これからも有るだろうけれど
無駄ではなかったなと思う

そして
更に三男の同級生は
幼い頃から各地域でトップを
走って来た子ばかりなのに
やはり、
気遣えるその様子を聞き
更に
彼らの優しさを感じ

この学校に通わせてよかった
と思う。
この仲間達と出会えて
三男の人生は豊かに彩られる

後一年この後も、皆で
良い青春時代を過ごして欲しいと
つくづく思う夜です


どの子にも、
常に柔道の神様が
微笑んでいますように